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Re: 僕らの友達 【お知らせあります!】 ( No.44 )
日時: 2012/06/18 20:03
名前: 蓮 (ID: nlCdadAl)

          〜第8話〜 ☆瑠璃☆
          ○o。.契約.。o○


「命を取らない契約」

ドッペルは、確かにこう答えた。

「・・・命を取らないって、なんで取らないようにしたの?」

「面白いから。」

「私たちは、あなたたちの命を取る予定だったの。」

単刀直入に言われた。

その時。


ピンポ〜ン ピンポ〜ン


「瑠璃?遅れるよ?」

茜がきた。
今まで、感じた事の無い感覚があった。

これが友達かなぁ。
今まで、迎えに来てくれる人なんていなかった。

「は〜い♪」

「ちょっ、置いていくなよ!」

紅が叫んでる。


*     *     *


帰って来た。
今日は、紅がまだ帰ってきていない。

「ただいま〜。」

ドッペルゲンガー、いるかな。


あれ?
机の上に何かある。


そこには、ドッペルゲンガーが書いた文字があった。

う、さすがドッペルゲンガー・・・!字が鏡だ!
書きなおして見ると、こうなった。


『柊 瑠璃&紅へ

もう、ここには用が無いので、鏡の世界へ戻ります。
数日間でしたが、楽しかったです。
また来るかも知れませんが、その時はよろしくお願いします。



ありがとう


                  ドッペルゲンガー より』


ありがとう か。

はじめて言われた・・・気がする。


ガチャッ


紅が帰って来た。

「おかえ・・・・・・!?」

なんかボロボロだあああああぁあぁあぁぁぁぁぁああぁぁ!!!!!!!!!!

「ど どうしたの? その格好。」

「色々あって。」

「言え。餓鬼が」

「餓鬼って・・・・・・、とりあえず、この汚れ落としてから話すから。」

「約束」

「はいはい」

この返事は破る確率が高いんだよね(-_-;)

いいや。


*     *     *


と言う訳で、逃げようとしている紅をとっ捕まえて話を聞いた。

「いじめ&妖怪に襲われた」

「いじめはともかく妖怪って・・・。」

「マジだから!学校で思いっきり襲撃されたから!」

「怖っ!キモッ!」

「僕のせいじゃないから!」

「いじめは?」

「えっと、永井翼 藤村大地 桜井優美 の3人に放課後やられて、帰りに襲撃」

「オッシャー!決まった!」

「?」

「学校探検行くぞ!」

「はぁ!?」

「いいでしょ?七不思議調べようよ♪」

「えぇ!?」

さっきから、紅が震えてる気がする。

「皆に電話するね♪」

「ところで、ドッペルは?」

「それの事なんだけど・・・。」


「マジッ!?帰ったの?」

「そうだよ。」

「遊びに行けるかな。」

「多分」

そして、僕達は学校探検に行く事になった。


          ○o。.終わり.。o○ ☆瑠璃☆