コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 七色きゃんでぃー ( No.20 )
- 日時: 2012/06/10 16:19
- 名前: 生卵。 ◆l5afVy7QjU (ID: T3.YXFX2)
・番外編なので本編に支障はないので見なくても結構です
・ギャグです。私のしたい放題ギャグにしてみました
・リデルちゃんが不憫、荒ぶっております。
・巧君も右に同じです。
・汐梨は名前くらいでしか出てきません。
・リデルちゃん汐梨大好き10000%です。巧君も結構汐梨ちゃんの子とよく言ってます、友人として普通に好いてます。
・案外二人が仲良子よししてます
【番外編】
「はあ、よりによってあんたに慰められるなんて思わなかったわ」
「俺も慰めた覚えはねえけど」
静まり返った教室。
リデルも落ち着きを取り戻したらしく自分の嫌いな相手に励まされたことを情けなく思っているらしい。
「それよりお前性格変わってねーか?」
「はっ、嫌いな人の前ではみんなこうでしょ?」
「汐梨に見せてやりたいな」
リデルは自分の言っていることは当然、と言ったようにやや誇らしげな顔をしている。
巧はそれを見て呆れを通り越して感動を覚え始めていた。
「よし、そろそろ行くか」
「うっ…」
落ち着いたのを見て巧が立ち上がるとやはり少し不安そうな顔をしている。
それを見かねた巧はグイッとリデルの腕を引っ張り歩いていった。
「ちょ、腕痛いじゃない!身長差考えなさいよ、持ち上げないでよ」
「あ…悪い、お前確か背の順で一番まグフォ!」
身長の事で馬鹿にされたリデルは巧の腹を思いきり拳で殴った
身長の低いリデルの手は見事に巧のみぞおちに当たり、巧は蹲った
「いやあの、ごめんなさい」
「ふざけんなこの金髪猫」
巧の不憫な様子を見てついリデルは謝ってしまった。
しかし猫と言われたことが気に入らなかったのか、二人の口論は校舎の外に出るまで続いた。
「はあ、汐梨ちゃんの苦労がよく分かるわ」
「俺は汐梨に苦労を掛けた覚えは一度も無「Shut up」おい!」
黙れ、英語でそういって巧の言葉はリデルに遮られる
巧もリデルを手に追い切れないのか肩を落としている。
「汐梨もよくお前みたいなのと一緒に入れたよな」
「えー?なんのこと?」
急にいつも通りのリデルに戻り巧の苛立ちは再び積もっていった
しかし汐梨の家に向かっていると急にリデルが叫びだした。
「イヤアアアアアア!help!heeeeeeeelpmeeeeeee!」
しゃがみこんでいるリデルの横にいたのは犬だった。
大型犬、犬種は土佐犬だった。
足が震えてうまう動けず終いには匍匐前進でこちらに寄ってくるリデルの方が功にとっては怖かった
犬は逃げようとするリデルの靴に噛みついた。
「いやああああ!なんで私襲われてるのよおおお!」
もはや泣きながら必死に巧の足にしがみつくリデル。
しかし非力なリデルより犬の引っ張る力の方が強かった。
どんどん引っ張られていくリデルは巧の足と言うよりズボンのしがみついた。
「うわあああやめろ!ズボン脱げる!公然猥褻罪とかいうのになっちゃうから止めろ!」
「勝手になってなさいよおおお!誰もあんたのPAN●なんて見ないわよ!」
必死にズボンを押え大声で慌てふためく少年。
犬から逃げようとするあまり人のズボンを下げてしまう行為に至った少女。
その光景は傍から見たら実にシュールで、その数分後には警察がやってきたと言う。