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【Under the moonlight】《メモ》 ( No.4 )
日時: 2012/06/10 18:47
名前: 狼鳶 ◆InzVIXj7Ds (ID: pVoFPF2t)

【Under the moonlight】《メモ》



月明かり。此処に二人の男女が居た。


「ねぇ……もう、良いでしょう?」

「まだだ。もう少し頑張れ」


女は息を切らして辛そうだ。


「もう……駄目……だって……」

「何言ってんだ。……まだイケるだろ?」


「イケねぇーよ! 何でこんなトコで腹筋させられてるのよ!」


そう、言葉だけ聞いていると、何とも艶めかしい雰囲気。
だが、実際は腹筋をしているところだ。


「何故って、お前が痩せたいって言ったからだろ?」

「確かに言ったけど……。でも、こんな所じゃなくても良いじゃないのよ」

「良いじゃないか。景色綺麗だろう?」

「綺麗だけども。それだったら腹筋なんてやりたくないわよ」


すると男は、何かを考え込むように黙り込んだ。
女が様子を窺っていると、行き成り腕を掴まれ、引っ張られた。


「なっ、何よ急に!?」


女からは、男と綺麗な星空や月が見える。
——つまり押し倒されている訳だ。


「腹筋がやりたくないのなら、別の事で痩せようか」


男の手が、女の服へと伸びる————。






(この小説は突然消えたり、小説化したりします。)