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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: king's royal palace ( No.16 )
- 日時: 2012/06/22 16:44
- 名前: ☆王様☆ (ID: SDyLiy9K)
前>>15
僕は揚り屋で落ち着いて考えた。
「ユウ君を頼るしか方法はない—」「其の為にはどうすればいい—」
小一時間本気で考えた。食事が出ていたのも知らなかった程だ。
僕は歴史が得意だからわかる。馬に乗って鎧を着る戦闘スタイルから、
此の時代の牢屋は、「抜き差し長板」だと思う。多分な。
牢屋の性質をよく知るものならよくわかる筈だ。簡単に外れるタイプだ。
其れから5分後には、牢屋を抜け出していた。
急いで階段を駆け上がり、ユウ君がいるところを目指して進んだ。
ユウ君と共に帰りたいが為にだ。ずっと牢屋の中に居たらいつ殺されるかわからない。
城の上にいると僕は踏んだ。
何という事だ。此の時代には絶対無い筈の「エレベーター」がある。
まぁ此処が地球じゃないなら日本でもない。日本とは発明される順番が違うなら無理もない。
エレベーターに乗って数分たっただろう。僕は城の一番上に着いた。
次>>17
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