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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: king's royal palace ( No.36 )
- 日時: 2012/06/23 06:21
- 名前: ☆王様☆ ◆wwww/7ZoNc (ID: SDyLiy9K)
前>>35
どうせ寝ぼけてるせいなんだと思って起き上がってみたが、
布団の上に何かいる。よく見たら其れは羽が生えてる。
恐怖の余り僕は硬直してしまった。
すると、其の怪しげな物体は、
「田中勇太君。貴方は魔法使いになることを認めます。」
「!?」
僕は驚いたというより、大笑いしてしまった。中2の夢に出てきそうだ。
そんな奴ほっといて、僕はドアを開けて階段で下の階に降りていった。
歯を磨いていた時、朝の7時には決して起きることの無い母さんの姿が見えた。
「あら、ユウちゃん。後でいいけど部屋に来てねー♪」
珍しく上機嫌なようだ。
歯を磨いた後、階段を駆け上がっていった。アイツがいる事ももう忘れてしまっていた。
ドアを開けると、母さんが迎えてくれていた。
「でっへへー やっぱり騙されたー。」
と若干煽ったような口調で話しかけてきた。
「母さん?」
「まだ私が誰か気づいてないとは・・・、本当の馬鹿だな。」
「ボンッ!!」
急に爆発のようなものが起きた。
煙と共に現れたのは、さっき布団の上にいたアイツだったのだ。
次>>37
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