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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: king's royal palace ( No.54 )
- 日時: 2012/06/30 01:59
- 名前: 王様 ◆wwww/7ZoNc (ID: YoZ5ZryJ)
前>>52
銀君は食堂へと向かう途中、「反対呪文」について話してくれた。
「反対呪文って、相手の魔法に合わせてカウンターをかける魔法だよ。
其れは大人でもできたら凄い程なんだよ。」
成程。それで皆驚いてたのか。
なんだか今日は疲れた。皆の前に立った事なんか初めてだ。
何故だかもう授業を受けたくない。過去に戻りたい。逃げ出したい。
銀君は僕の気持ちを察してくれたみたいで、
「明日は学校休みだから街へでもでかけようよ。」
と云ってくれた。
僕は天丼を食べながら少し頷いた。
朝、少し早めに起きた。
過去には毎日感じていた小鳥の囀りはもう無かった。
あまりにも急な生活の変化は少し気に召さなかったようだ。
次>>55
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