PR
コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: ▽cram school story *塾ヲ攻略セヨ!!* ( No.3 )
- 日時: 2012/06/22 23:11
- 名前: 神咲仁 ◆bbWfSKYEhU (ID: ???)
ガララララ!!!!!!!!!!
チャイムがなってから、五分後。相当急いでいたのか、大きい音をたてドアが開かれた。あまりの音の大きさに、壊れたんじゃないか?皆、唾を飲む。
「…っはい。授業を始めましょう」
ドアを壊しかけたとうの本人は、まるで気にしていない。
「……先生、ドアは…?」
「ん?あぁ、大丈夫!!バレなきゃ平気!!だから、他の先生には秘密ね?」
口に人差し指をあて、ウインクする先生。
はぁ…。
なんなんだ、この先生は…。
「何が、バレなきゃ平気なんですか?」
この声は…。
教室のドアにもたれかかっている、あのお方は…。
「か…神薗先生!!」
神薗神介先生。
30歳前後の細身で眼鏡。
先生は、このhigh jump!のトップの室長。
そう、その名の通りこの塾の“神”だ。
親も、なんとぴったりな名前をつけたなと思う。
「東咲先生、何か勘違いしてはないですか?((黒笑」
先生のその笑顔の75%は、真っ黒。(当社比)
黒い微笑みが、新人教師を襲っている…。
「かっ…か…み…ぞ…の…先生…」
その姿はまるで、蛇に睨まれた蛙。
正確に言うと[神の黒い微笑みに怯える新人教師]ってとこかな?
「バレなきゃ平気ですか…。
あんな凄い音が隣の教室に聞こえないわけないでしょう?」
ニコニコしながら、隣の教室を指差す神山先生。
勿論、黒笑度は変わらず。(当社比)
「子供染みた言い訳、言動は慎んでくださいね??次やったら…((黒笑」
その笑いは、新人教師だけではなく、生徒も恐れを感じた。
PR