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「…ん？」


瞼を開くと、まぶしい蛍光灯。
思わず、手で遮る。
それを見た先生達が、周りに集まってきた。


「東咲先生！！大丈夫ですか！？」


内海先生の心配した声に顔を上げると、ここは教員室らしく先生達が心配そうに見ている。


「あぁ、大丈夫ですよ」


「ったく、バカなことするなよ。新人君」


櫻井先生はの言葉には相変わらず、棘がある。
すると、奥から神薗先生が歩いてきた。


「東咲先生…。貴方は本当に困った人だ…」


一つ溜息をつく。
僕は「すみません」と、頭を下げる。
そうすると、頭を横に振る神薗先生。その時の顔は、とても優しい親のような目をしていた。


「ですが、彼女にとってはいいことだったと思いますよ。
　彼女にああいう風なことを言う人はいませんでしたから…」


「神薗先生…」


「ただし…」



神薗先生がにやりと笑う。
その顔は「悪魔」としか言いようがないものだ。


「先生には、罰ゲームとして全教室の掃除をやってもらいます。あんな事件を巻き起こしたのですから。…いいですね？」



ひ…
ひぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ！！！！！！！