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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: ホシゾラ ( No.22 )
- 日時: 2013/02/04 20:19
- 名前: 伊織 (ID: 7m5t9Qek)
☆第5話☆
…女子という生物は恐ろしい。
それは勿論、神崎だけに限らず。
天文部女子は、本当に恐ろしい。
…何故?
それは、この図を見れば分かる。
「上から〜カザト〜♪」
「サディスティックな奴め〜♪」
お分かりだろうか。
某人気アイドルグループの歌を、少しアレンジする…これは女子の中では普通なのだろう。
しかしお前ら、誰に歌わせてる?
カザト…すなわち、みんなの王子様☆風斗くんだ。
同級生の女子達はみな勘違いしているが、風斗の内面を知ってみろ。
取り巻きの女の子達から情報収集してるハラグロだぞ?
どこぞの生徒会長様と同じような発言になるが、この学校内で風斗を端から端まで知ってるのはおれだけだ。
風斗を知るおれからすれば、みな風斗の手のひらで踊っている。
まあ、知らぬが仏という諺もあるし、おれだって好んで厄介事に巻き込まれたいとは断じて思ってないから放っているが…本当に仏なのか?
天文部に入って、もう一つ驚いたことがある。
それは、ここの女子達は風斗スマイルに動じないということ。
神崎は他人に興味はないだろうし、東雲の頭は宇宙人サンでいっぱい。
橋本も無類の星座好きというのが分かったから頷けるが…江野はミーハーそうなイメージだったから余計に謎だ。
それをいつだったか本人に訊いてみたら「んー、あたし好きな人いるからかな?風斗もカッコいいけどね?」と答えられた。
衝撃の事実が発覚したが、それはさておき。
という訳で、風斗に無関心な女子たちは、平然と風斗の頭に大きなリボンをつけたのである。
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