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第１６話「カナ」

ピンポーン♪

有馬の家のチャイムが鳴る。

……誰？

「ティアラ、出て!!!」

有馬は夏休みの課題に泣きながら取り組んでいる。

……そこまで溜め込むからよ。自業自得ね。

私はそう心の中で呟きながら渋々ドアを開けた。


「どちら様でしょうか」


そう言っている最中に、甘ったるい声が私の細い声をかき消した。

「カナでーす♪」

……は？

「誰……？」

「カナだってば♪」

……どこかで聞いたような名前に、声……。

思い出そうとするのだけれど、私の脳内コンピューターは一部昔の記憶の部分が壊れていて不可能らしい。

「覚えて……ないの？」

カナは小さな可愛らしい顔に悲しそうな表情を浮かべる。



でも、その後皮肉な笑みを浮かべた。







「ティアラ、あんなひどいことしたのにね。」








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ひゃー……ｗ

またまた新キャラ登場です。

『キャラ多くて書き方下手くそだから、分かりにくいんだよ!!!』
と思うのが普通ですねｗｗ

本当にすいません。

そして、今回は初のティアラ視点でした!!!
分かりにくくてすいません。

では、次回もよろしくお願いします!!!