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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: ラブロボ!!! ( No.181 )
- 日時: 2012/09/27 17:54
- 名前: うえってぃ (ID: HpE/sQXo)
第24話 ★ 美少女 ★
「はぁ……」
「こーら、ため息つくと幸せ逃げるぞー」
有馬が私の頭をコツンとつつく。
「だってさー」
「ん?」
「明日、女子人気投票日じゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!」
■ ■ ■
説明しよう!
【女子人気投票】
とは、美菜が通っている中学校の行事!
男子が人気だと思う女子に投票をする行事なのだ!!!
これで、あなたの人気度も丸分かりww!
■ ■ ■
「あー、そんなのあったな」
「マジ最悪っ」
私が机に突っ伏していると、男子たちの声が聞こえた。
「明日、投票日だよなー」
「お前、誰に投票するっ?!」
「俺は、やっぱ優梨ちゃんっしょ!」
「俺も、俺もー」
はい、でましたよ。
毎年1位の如月 優莉。
まぁ、確かに可愛いし優しいしスタイルいいし美人だしオシャレだし……
もう、本当にずるい。
こんな完璧な人間いたんだ、っていうくらいにずるすぎる。
まぁ、実際あんまり話したことはないけどねー。
「大丈夫ですか?」
聞きなれない声が、私の体を起こす。
「ん?」
俯かせていた顔をあげると、目の前には綺麗な顔があった。
「うわぁっ!!!」
如月 優梨だ。
くるんとカールのかかった長いまつげ。
ポニーテールしてある艶のかかったサラサラの綺麗な髪。
パッチリ二重の綺麗な瞳。
薄くピンクのかかった頬。
程よいくらいの色白の肌。
プルプルの綺麗な唇。
どこから見ても、可愛い。
「だ、大丈夫ですかっ?!」
「う、うんっ」
女子の私もこの瞳に見つめられたらドキッとする。
「なら、よかったです。じゃ……」
そして、優梨はニコッと笑った。
可愛いのに、笑ったらもっと可愛くなるなんて反則だよ……
私は、優梨ちゃんが羨ましく思えた。
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