PR
コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: -僕らの夏休み-【コメント募集中】 ( No.19 )
- 日時: 2012/07/26 23:51
- 名前: 零冷 ◆DjGEJdQuqc (ID: /IpclnxA)
- 参照: 【コメント待ってます♪】 【零冷より】
第三章【過去へタイムスリップ】-続き-
江戸川から返事は無い。
なぜだ?まさか…死んでいるのか?
「おい!江戸川!おきろっ!」
「・・・」
何度も江戸川に声をかけた。
けれど、なかなか江戸川は起きなかった。
1時間くらいたったころ…。
「・・・高・・・木君・・・?」
「うん。そうだよ。」
「良か・・・っ・・・た。」
僕は江戸川を背負って道路を歩いていた。
すると向こうから、一人のおじいさんが歩いてきた。
「あの!お爺さん!」
「・・・おお、坊やたち。」
「ここ…どこですか?昔っぽいんですけど今いつですか?」
「ここは村の近くの森への道。今は1989年だよ。」
「え・・・嘘・・・だろ。タイムスリップしてきたんじゃ・・・」
「まぁ坊やたち、気を付けて村へ向かいなされな。じゃあ・・・」
行っちゃった・・・。
僕はそう思いながら、だんだん見えてくる村へと向かった。
ちょうどお地蔵様が立っているところまで来たとき、
お爺さんがいました。
「君たち見かけないなぁ…」
「あの…実は僕たち・・・」
僕はお爺さんにあった出来事を話した。
「ふぅむ・・・タイムスリップか・・・崖から落ちる・・・とは。」
「どうかしましたか?」
お爺さんが顔が難しそうな顔をしていたので聞いてみました。
「ちょっといいかね。」
するとお爺さんは、僕に向かって、
「間に合う」
とつぶやいた。
次は雅に向かって、
「間に合う」
と同じことを言い、次の雪唯には
「遅かった」
と違うことをいい、江戸川には、
「遅かった」
と雪唯にいったことと同じことをいった。
僕は何の事かさっぱりわからなかった。
お爺さんは何も言わず、去って行った・・・。
とりあえず、僕たちは過去にタイムスリップしてしまったことだけを、
理解した。
PR