コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: 風向きはかわるかもしれないじゃないか ( No.111 )
日時: 2013/02/27 17:09
名前: チャルトン (ID: qiixeAEj)




私は隆弘の手を強く握った。


「…んっ……んー」


隆弘が声を出す。



私は反射的に手を離した。

「…あれ……俺、なんでこんなとこに?」

隆弘は目を覚まして言った。



「隆弘!頭大丈夫?!」

私は隆弘が起きたことがうれしくて隆弘の方に身を乗り出して言った。

Re: 風向きはかわるかもしれないじゃないか ( No.112 )
日時: 2013/02/28 16:57
名前: チャルトン (ID: qiixeAEj)



「あれ?空遥じゃん。話すの久しぶりだね」


隆弘は目尻を下げてニッコリと笑っていった。

キュン


私は自分でも赤くなったと分かった。

「…うん。久しぶり」

本当、久しぶり。


もうずいぶん話してなかった。


私はずっと見ているだけで行動に移そうと思ったことは一度もなかったから。


でも、今回は体が勝手に動いてしまった。



そんな自分に今でも驚いている。