コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: 風向きはかわるかもしれないじゃないか ( No.139 )
日時: 2013/03/17 15:22
名前: チャルトン (ID: qiixeAEj)



ガラッ


空遥はそのまま保健室を出ていった。




シーーン…


空遥がいなくなり、変な空気になる。


「意味わかんねー」


朝月隆弘が頭をかきながらそう言った。



鈍感……なのか?



「おい。」

俺は朝月隆弘に声をかけた。


「ん?なに?」

朝月隆弘は立ちながら言う。


「君は好きなヤツっているの?」


目を見開く朝月隆弘。


急にどうしたんだと驚いているんだろう。

Re: 風向きはかわるかもしれないじゃないか ( No.140 )
日時: 2013/05/18 20:11
名前: チャルトン (ID: tVNOFy45)

「どーなんだ?」


朝月隆弘は口を開きかけた。



そのとき……



ガラッ


「隆ちゃん!!」


いきおいよく保健室に入ってくる女。

目が大きくて髪もフワフワしていてまるで人形のような子だ。


そんなことを思っているとその女は急に朝月隆弘に抱きついた。

その女も空遥と同じように朝月隆弘よりも少し背が高い。


てゆうか、この人どこかで見たことある気がする。

どこで見たっけ?

同じクラス?

いや…違うな。


……て!!

なに抱きついてんだ?!

「倒れたって聞いたんだけど大丈夫!?」

その女は朝月隆弘に言った。


「大丈夫っすよ。そんなに心配しないでください。」


え。なんで敬語?


あ!!


そうだ。この女の人、生徒会長だ!


だから見たことあるんだ…。


つまり三年生か。