あの曲がり角を曲がって少ししたらもう保健室だ。その曲がり角を曲がろうとしたときだった。ドンッ!!「うわッ?!」俺はしりもちをつく。ぶつかったヤツも座り込んだ。「…っ…いてぇ」誰だよ?俺は目を見開いた。「……え…?」そこには目から大粒の涙をこぼす空遥がいた。