コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: 風向きはかわるかもしれないじゃないか ( No.172 )
日時: 2013/05/04 10:21
名前: チャルトン (ID: tVNOFy45)



〜瑠樹side〜



「それでさー、アイツはああ言ったんだよ。“ここは俺の縄張りだっ” ってね。」



「ハハハハw。マジかよ!!」


現在、俺は朝月隆弘と雑談しながら教室に向かっている。



俺にとって隆弘はライバル。


だけど、この短時間で“友達”にもなってしまった。



こいつはほんとにいいやつだ。


話していて面白いし、あきない。



そんなことを思いながら曲がり角を曲がった。


そこには、その場に座り込んでいる空遥と悠天。



二人は俺たちに気がついて急いで立ち上がった。


「た、隆弘っ…!!」


空遥が驚きながら言う。


俺の名は呼んでくれなかった。

そのかわりに悠天が俺にボソッと耳打ちをした。