コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: 風向きはかわるかもしれないじゃないか ( No.194 )
日時: 2013/05/25 23:42
名前: チャルトン (ID: tVNOFy45)


〜瑠樹side〜


「おい。どこ行くんだよ?」

「べつに。」

「もう昼休みおわっちまうぞ。サボるのか?おまえが?勉強熱心のおまえが?!」


体育館前。

そこで悠天はピタリと止まった。


「そんなにサボりたくないなら瑠樹だけ戻れば?」


イラッ


悠天の言い方はムカつく。


悠天はずっと黙ってついてきた空遥を見て言った。

「大丈夫か?空遥。」


空遥は下を向いていた顔をあげ…




「大丈夫って、なにが〜?」



笑いながらそう言った。

Re: 風向きはかわるかもしれないじゃないか ( No.195 )
日時: 2013/05/29 22:13
名前: チャルトン (ID: tVNOFy45)



空遥らしいっちゃ空遥らしいけれど、そんな空遥は好きじゃない。


「やめろよ。無理して笑うの。泣きたいなら泣けよ。思いっきり泣けよ。」


悠天が言った。

「そうだぞ。なんなら俺の胸貸してあげましょうか?」

俺は少しでも空遥が笑顔になってくれると願って冗談を言った。

でも、少し本気で。

「い、いらないよ!」


本気で返された。

「冗談だよ…」

結構、傷つくんだけど…。

「あのさ、佐藤くん。」

空遥が悠天に問いかけた。





「佐藤くんと生徒会長って知り合いなの?」