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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 風向きはかわるかもしれないじゃないか ( No.197 )
- 日時: 2013/05/31 16:59
- 名前: チャルトン (ID: qiixeAEj)
「あ。それ、俺も気になってた」
そうなんだよ。
絶対なんかあるよな 二人。
「あー。いや…別になんもねーよ」
「嘘だ!絶対なんかある。まさか、恋人だったり…?」
は?恋人?
マジかよ。それじゃあ隆弘は…
いや、待てよ。
婚約者がいるんだよな。悠天が婚約者とか…?
あーもう!!全然わかんねぇ。
「は?!恋人?!ちげーよ。アイツは……アイツは、俺の姉貴だよ。」
は…?
姉貴?恋人じゃなくて姉貴?!
「え、でも名字が違うし…」
空遥は目を見開いていった。
「親の離婚だよ。」
そうだったのか…。
なんか、おかしな組み合わせだ。
- Re: 風向きはかわるかもしれないじゃないか ( No.198 )
- 日時: 2013/06/04 18:18
- 名前: チャルトン (ID: tVNOFy45)
数分後
悠天の親の離婚という発言からなぜだか重い雰囲気になってしまった。
「・・・・」
続く沈黙。
空気わりぃな…。
「あのさ!!」
空遥は急に大きな声を出した。
「隆弘って…生徒会長のこと、好き…なのかな…?」
ドクン。
これは言っていいのか?
言うべきなのか?
「さあ?俺はその隆弘ってヤツじゃねぇからわかんねぇよ。」
ごもっともだ。
「新山君は?どう思う?」
「え!えーと…」
どうしよう…
「そんなに気になるんなら本人に聞いた方が一番いいんじゃね?」
悠天がそう言った。
悠天は口パクで
おまえはアイツの好きな人知ってんだな?
って言ってきた。
コクコクと頷く。
俺、そんなに顔に出てたか…?
「そうだよね…。聞いてみる。それで…」
空遥は一瞬黙ったが気合いの入った声で言った。
「今度こそ隆弘に告白する!!」
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