コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: 風向きはかわるかもしれないじゃないか ( No.199 )
日時: 2013/06/08 09:09
名前: チャルトン (ID: qiixeAEj)



〜空遥side〜



今度こそ隆弘に告白する!!


そうは言ったものの、私は隆弘のもとに行こうとしなかった。


緊張して、ドキドキして足が動かなかった。


でも、私は隆弘に好きな人がいようがこの気持ちを言う。




ただ、私の気持ちを知っておいてほしいから…



だけど…私は隆弘のもとには行かなかった。



「空遥!!」


そこに隆弘がいたから。

Re: 風向きはかわるかもしれないじゃないか ( No.200 )
日時: 2013/06/08 19:22
名前: チャルトン (ID: tVNOFy45)




私の名前を呼ぶ、彼の声。


「な、なんで…」



なんでここにいるの?


「今、授業中でしょ?」

クスッ
「おまえがそれ言えるかぁ?」


笑いながらそう言う隆弘は相変わらず可愛かった。



「大丈夫か?」

ドキッ

急に真剣な顔になり隆弘は言った。



新山くんと佐藤くんは気づいたらいなかった。


「泣いてたから気になってさ。探してたんだよ。どうした?どっかいたいのか?」


違う。違うよ、隆弘。


「なんか悩んでんなら言えよ?相談のるからさ!」


…相談?

隆弘は私の聞いた質問に答えてくれるかな…?





「隆弘ってさ……」

「ん?なんだよ」




「好きな人…とか、いるの?」