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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 風向きはかわるかもしれないじゃないか ( No.28 )
- 日時: 2012/08/24 15:34
- 名前: チャルトン (ID: tVNOFy45)
〜瑠樹side〜
帰り。
俺は空遥をデートに誘おうときめた。
「バイバイ、瑠樹さま。」
いろんな女が俺にそう言って帰って行く。
俺は毎回、愛想よく返事をするのだ。
めんどくさい。
「新山くん、ばっははーい。」
空遥はそう言って帰ろうとする。
「待って。」
俺は彼女の手を握る。
空遥は俺の方をむいて、顔に"?"をうかべてる。
「今週の日曜日、一緒に映画見に行かない?」
俺がそう言うと空遥は目を輝かせた。
「映画!?」
「そう。映画!」
「いくいく!ぜっーたい、行く!!」
かわいい。
「じゃあ、日曜日の10時に噴水公園ね。」
「おっけー!わかった!日曜日ね〜。」
そう言って空遥は帰って行った。
「デートの約束しちゃった。」
そのこうけいを間近で見ていた悠天に言った。
悠天はなにも言わず、俺をただ睨んで帰って行った。
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