コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 風向きはかわるかもしれないじゃないか ( No.4 )
- 日時: 2012/08/20 00:40
- 名前: チャルトン (ID: qiixeAEj)
第一章 恋っていうのは雷が落ちる時のように突然なんだね
〜瑠樹side〜
ごめん。最初に謝っとく。
俺、イケメンでカッコいいから女共がまとわりついてくるんだ。
うざいって思うときもあったけど、やっぱり気分はいいね。
モチロン、目立ちまくり。
でも、女が俺にまとわりつくのもわかるよ。
だって俺、イケメンだもん。
おまけに誰にでも優しいから男女関係なく友達多いし。
極めつけには勉強はぜんっぜん出来ないけど運動神経抜群だからね。
女共がほっとかないわけだよ。
こんなに完璧な人間、俺だけじゃね?(勉強のことはおいといて)
……なんて、ナルシストなことは誰にも言わないよ。
だって、俺のイメージ崩れるじゃんか。
・イケメン
・優しい
・運動神経抜群
こんだけそろってればモテるわけだわ。
女はほとんどが俺に夢中。
……だと思っていたんだ。
- Re: 風向きはかわるかもしれないじゃないか ( No.5 )
- 日時: 2013/07/08 00:22
- 名前: チャルトン (ID: qiixeAEj)
今日から俺は高校2年になったんだ。
この学校、めちゃくちゃ人数多いからクラス替えで一年間が決まるみたいな感じなんだよねー。
てことで、俺なん組だろ?
俺はクラス表が張り出されているところに向かった。
……いや、向かおうとした。
「「キャーー!!瑠樹サマー!」」
「うわ!」
俺は一瞬で女達にかこまれた。
「その"瑠樹サマー"ってなんなの?"さま"って…」
まぁ、気分はいいけど。
「瑠樹さまは瑠樹さまですぅ!」
あ。コイツ、ぶりっ子だな。
「瑠樹さまはクラス表見ましたか?」
ある女が言った。
「いや…今から見に行こうとしてたんだよねー。」
ハハ。だってあんたらが来ていけんくなったしー。
「私と同じクラスでしたぁ!」
さっきのぶりっ子が言った。
マジかよ……。
「へぇ。なん組?」
俺はぶりっ子にでも愛想がいい。
「八組ですぅ!!」
は?今、なんつった?
八組?
八組って…別校舎じゃねーか!
つまり、玄関から毎日遠い別校舎まで行かなきゃならねーってことで……。
俺の一年間、最悪になりそうだ。