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Re: 風向きはかわるかもしれないじゃないか ( No.9 )
日時: 2012/08/20 21:38
名前: チャルトン (ID: qiixeAEj)



少したってもクラスには誰も来ない。

もう10時になるのに。 
先生さえ来ない。

何かあったのか?

そう思ったときだった。
ガラッ

クラスのみんなと思われる人達と担任らしき人が入ってきた。

なんだ?全員で遅刻か?

まったく。最近の人はなってないなー。


「ああっ!!おい!佐藤!!」
担任が俺に気づき叫んだ。

「はい?」

「"はい?"じゃないだろ!」

「あ。悠天。」
このクラスでいちばんなかが良いと言える、武内たけうち颯大そうたも俺に気づいて呟いた。

「おまえ、始業式サボっただろ!!」

は?なにいってんの?

「始業式ってこれからじゃないっすか。」

「何を言ってる!!時間を見てみろ!」

9時58分。

え?だから?

「おまえってときどきぬけてるよね。」
イラッ
一部始終を見ていたのだろう。新山瑠樹が言った。

ときどきって、おまえ、俺のなにしってんだよ。

しかも、はじめて話すのにおまえ呼ばわりかよ。(自分のことは棚にあげる)





結果的に、俺が遅刻していたらしい。
クラスに人がいなかったのも、俺が来るのが遅かったからみたいだ。