そっと…俺もグラウンドをのぞいた。ドクンッああ。そういうことか。あれが…空遥の近くで倒れているのが朝月隆弘で…さっきはそいつのもとにかけよっていったわけか。「「うらやましいな…。」」 大嫌いな瑠樹と同じことを言ってしまった。瑠樹はいまいま俺の存在に気がついたらしい。おどろいたかおをしたあとにとても嫌そうな顔をした。わかりやすい。