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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 超高性能アンドロイド、拾いました ( No.14 )
- 日時: 2012/08/26 21:42
- 名前: カルマ (ID: JuyJRz6j)
⑦お隣に居候する少年は黒髪でショタでロリでうちのアンドロイドの弟です
「えっと...」
「?」
少年アンドロイドは困惑するオレをきょとんとして見つめると、納得したようにうなずいた。
『僕はRio。yuriaお姉ちゃんの弟だよ。よろしく』
そう言うと、またにっこり笑った。なんか、ふわふわした感じの子だなぁ。
「オレは橘京介。水野さんの隣に住んでる。よろしく」
隣ではyuriaと水野さんも挨拶していた。
『弟がお世話になっています』
「いえいえ、こちらこそ。京介君がお世話になっています」
「あんたオレの母親かなんかか!?」
「いいえ、私はあなたのお隣さんよ」
「知ってるよ!」
この、水野志保という女性も、なかなか変人である。
目的地は一緒のようなので、一緒に公園を目指す途中でRioを拾った経緯を聞いてみる。
「私の働いてる会社の前で、泣いてたのよ。歩いてる人はみんな関係ないって顔で素通りするし、なんかとってもかわいい子だったから、声をかけたの。」
多分後者のが真の理由だろう。
「そしたら、一緒に暮らしてくれる人を探してるみたいだからよっしゃ!と思ってうちにつれてきたってわけ」
この人危ない人だ。
「京介君は?」
「え?あぁ...なんか、拾いました」
「拾った?フフッそうなの」
なんのツッコミもなしに笑って受け入れるこれは、器がでかいということなのか?
『志保姉、京介兄!あそこ、お祭りって?』
Rioが指差す先には、たくさんの人がいてにぎわっていた。
「そうよ。楽しみね。」
『うん!早く行こう!」
「何しよっかな〜。射的して、くじして、それから...」
『京介さん、顔がだらしないです』
なんだかんだで、会場につきました。
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