プロローグ?ザァ...ザァ...と降りしきる雨の中、オレは傘もささずに小走りで自宅を目指していた。かえってすぐシャワーあびねぇと、風邪ひくな、なんて考えながら。ふと、電柱の影に段ボール箱が置いてあるのが見えた。雨のせいでよく見えないが、中に何かいるようだ。捨て犬か、捨て猫だろうか。近づいて見てみた。「Zzz...」「...」なかには、銀髪の美少女がいて、丸くなってすやすやと眠っていた。