コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 一生、親友【コメント下さい!一言でも】 ( No.19 )
- 日時: 2012/08/28 19:23
- 名前: 莉々 ◆lsaxZALrTI (ID: buHy4jxo)
- 参照: 元 巫女です。
第八話 【逃走→職員室へ】
麻友が…あの気の弱かったはずの麻友が…私を助けてくれた…。さすが麻友だった…私の見込んだ親友だった。私はその時、後悔はしてない。だって、助けあった者同士であり一生親友であることを、誓った者同士でもあるから…。
「はぁはぁ…ついたよ…莉奈。」
「本当だ」
職員室に着いた。麻友はなんで職員室に連れてきたんだろうね?私にはわかるよ。普通、先生も見て見ぬふりして、いじめの相談にはのろうとしない、そうでしょ?でも、我が校は違う。しっかりといじめ対策がしてあって、いじめたものは、1週間の家での反省をしなければならない。虐められたものは、1週間の休みがある。私は、その1週間、麻友と過ごしたい。
「どうしたの?莉奈?」
「ううん!何でもないよっ!早く先生に言おう!」
私達は、「失礼します」と言って職員室に入った。すると先生たちは「どうしたの?」と聞かれ、私たちは「お話したいことがあります」、と言って会議室に先生たちを集めた。
「なにか、話でもあるの?」
「はい。」
「いじめについて言いたくて…」
「いじめ!?」
先生たちは驚いている。
「わかったわ。静かに聞くから話してみなさい。」
私と麻友で、より説得力を高くするために、再現したり、詳しくあったことなどを話した。最初の麻友へのいじめ、昨日、今日あった私へのいじめについて、詳しく話した。
「…校長、話聞きましたか?」
「ああ。聞きましたぞ。例のことを行わないとな…。」
先生たちも納得してくれたみたい。
それから放課後になると、先生たちは瑠唯さんたちの親に連絡して、れいのことを 行っていた。
「よかったね、麻友」
「よかったね、莉奈」
「ぷっあはははは!」
「はもっちゃったね…」
「うん…」
二人は一度だまりこんだ。それから、また誓いを話した。
「ねえ莉奈。」
「ん?何?」
「あの誓い…覚えてる?」
「うん、もちろん覚えてるよ」
『一生…私たちは…親友であることを…誓う』
「あはっ」
「誓ったの2度目だね!」
「うん。言ったのって親友になったばかりの時だからね!」
「死ぬまで…一緒だよ!」
「もぅ、死ぬなんて言葉使わないでよぉ」
「ごめんごめん」
ねぇ麻友。私達の友情は一生変わらないよね…?
うん。一生変わらない…何があっても…この生涯一生親友だよ…
〜完結〜