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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- プロローグ ( No.4 )
- 日時: 2012/09/10 16:18
- 名前: 3年い組 (ID: ZEtdBFlK)
その日の夜は穏やかな夜だった。
その日は明るい夜になった。
何もかもが変わった夜だった。
常識も現状も不変的ではないとあれ程思った夜はない。
俺はあの日、数少ない命を守り、それと比べ様もない位の多くの命を失った。
あれが始まりの夜だった。
ガラッ(瓦礫をどける音)
S?「ハァハァ、おいっ!お前っ!ちょっと待てよ」
?1「何だ・・・ほぉ、生き残った者がいたか。」
S?「てめぇ、よくもっ!皆を、全てを元に戻せ!」
?1「元気ではないか、その様子なら死ぬ事はあるまい」
S?「てめえ、人の話を聞いてるのか!」
?1「おそらく、明日あたりに魔術が使える様になるだろう」
S?「だから!こっちを向け!俺の話をっ」
?1「もう虫ケラと話す言葉も、時間も無いわっ!」
パンッ!!!(破裂音)
S?「うっっ!!くそっ!」
バタッ!(S?倒れる)
?1「大志は遂げた、お前たち、最後の仕事だ、いくぞ」
?2「そいつはいいのか?」
?1「放っておけ」
?2「分かったよ・・・ よしっ!皆、最後の大仕事だっ、いこう!」
?複数「おぉっ!!!」
その夜、都市Xとその周辺都市は壊滅した。
推定死傷者は30万人を超えた。
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