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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: ドSな君と始まった恋【オリキャラ募集中】 ( No.34 )
- 日時: 2012/09/24 01:06
- 名前: *Selena* (ID: gT4Hbmrj)
【あの日の真実】
え.......。
ちょっと待ってよ。どういうことよ!!
私は混乱している。
「あ、う、あの、えっと...ど、どういう事...?」
私は何て言ったらいいか分からず、
やっとちゃんとした言葉がいえた。
「...ごめんな。あの日、キスしたのは俺なんだよ...」
純は、下を向きながら、ゴニョゴニョ喋る。
「え、だって...私恭平を突き飛ばしたよ...?」
そうだ。私はキスされてその人を突き飛ばした。
私が突き飛ばしたのは、確かに恭平だった...ような?
あれ?そうだっけ?
「確かに、君が突き飛ばしたのは恭平だ。
その前に、俺は可愛い君の寝顔を見て、
ついキスしてしまった。そのとたん、恭平が
ものすごく怖い顔で俺の手を取り、廊下に
俺を出した。たぶん、その後に恭平が君の寝顔を
見たとき、君は恭平を突き飛ばしたんだろう。」
純は、近くの椅子に座りすべて話してくれた。
そんな...恭平じゃなかったなんて...。
なんで恭平は本当の事を言ってくれなかったの...?
私、何もしてない恭平を突き飛ばした...
恭平...ごめんね......。
私の目から涙が溢れる。
「菜月、あの、本当にごめん...」
純は一生懸命謝っているが、
私にはそんなの聞こえていない。
私の頭は恭平でいっぱい.....。
恭平...
何でよ!!
私は泣きながら教室を出た。
走りまくった。皆がいないところへ
行こうとした。
「菜月ぃ!!!」
私の頭に純の声が響いた。
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