コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 臆病な人たちの幸福論【間章&ご報告更新!!】 ( No.205 )
- 日時: 2013/01/16 20:00
- 名前: 火矢 八重 ◆USIWdhRmqk (ID: l6pfUsAS)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view&no=28438
【参照2200突破記念感謝祭 ラジオ番組】
諷子「なんと冬の大会でこの臆病が、3位に入りました!!」
健治「凄いことだな」
諷子「これも一重に、皆様の応援のお陰です」
健治「これからもこの臆病をよろしくお願いします」
諷子「……」
健治「……」
諷子「引き続きボケるネタがないッ!!」
健治「重症だな、お前」
* *
〜OP〜
諷子「こんにちはー、皆さん! わたしがこの番組のDJを務めさせてもらってます、宮川諷子です」
健治「どうも、三也沢健治です」
諷子「今回も引き続き杏里様作品の、『life』をご紹介したいと思います!」
諷子「そしてゲストは、主人公の奥崎未零ちゃん、その親友の沼川椎名ちゃんです!」
未零「初めまして。私は、奥崎未零。中学一年生、柔道部、趣味は小説を書くことです」
椎名「こんばんは! 沼川椎名です。卓球部に入ってます」ペコリ
諷子「椎名ちゃんは猫さんが大好きなんですよね」
健治「(猫さん……?)」
未零「好きどころか猫バ「猫バカじゃない!!」……猫バカじゃないそうです(自称ですが)」
健治「おおーっと、良いところに三毛猫がい「にゃあぁぁぁぁぁぁ!! 可愛いぃぃぃぃ〜〜!!」グへェェェ!?」ゲシッ ドスッ
椎名「何この猫超可愛い私猫めっちゃ好き何コノ猫」ハァハァ ニャー!!
諷子「そ、そうですかぁ……アハハ(自称、ですね)」
未零「そうなの……(自称だけど)」
諷子「……さて、未零ちゃん。あの二人がじゃれあっているうちに、わたしたち主人公はこの作品について語りましょう」
未零「……え? 主人公は、あちらの方じゃ……(健治のほうへ見る)」
諷子「んー? 何だって?」
未零「いえ、だから……」
諷子「わ た し が、主人公なんです。お分かり?(黒笑」ニコッ
未零「は、はいぃぃぃぃぃ!!」ナニコノ人トッテモ怖イ
諷子「……さて、未零ちゃん」
未零「はい、何でしょう諷子様」
諷子「普通にフウちゃんと呼んで下さいよ」
未零「はい、フウちゃん」
諷子「(……ちょっとやりすぎちゃったかなあ)貴女は、恋と愛の違いは判る?」
未零「恋と愛の違い、ですか?」
諷子「そう」
未零「……」ウーン
諷子「……」
未零「……一緒、何じゃないですか? だって、日本語には『恋愛』っていう字があるじゃないですか」
諷子「じゃあ、貴女は家族に恋なんてする?」
未零「……いや、しません。……ときめく方が、恋? ドキドキとか、甘酸っぱいとか。愛は、ときめかない……?」
諷子「……ふむ。未零ちゃんはそう考えるのですね」
未零「いやよく判らないんですけど、実をいうと」
諷子「わたしはね、恋っていうのはね、一人で出来るものだと思うの」
未零「(あれ? 私の発言スルー? スルーなの? ……まあいいや)一人で…?」
諷子「そう、一人で。確かにその恋に落ちるきっかけは一人では難しいだろうけど、相手から自分の好きと同じように思われない片思いっていうのも恋じゃない?」
未零「……そう、ですね」
諷子「所謂恋に恋するって奴なのかも」
未零「いやソレとは意味違うと思います」
諷子「では愛というのは、何だと思う?」
未零「何この人話聞かない。ねえ殴っていい? 一本背負いしていい? ねえ」イラッ
諷子「愛というのはね……一人で出来るものじゃないのよ」
未零「いやだから……。!」(思わず黙る)
諷子「恋人を愛す、自分の子供を愛す、友達を愛す、親を愛す……色々あると思う」
諷子「でもね、それは、時として残酷な結果になるのよ」
未零「……たとえば?」
諷子「極端にいっちゃったらストーカーとかね」
未零「うわ言っちゃったよこの人」
諷子「まあ極端にいわなくても、友達関係で良くあるでしょう? 良かれと思ってやった行動が実はおせっかいで、それが原因で喧嘩になること」
未零「……確かに、あるね」
諷子「後、親子関係でもありますね。例えば不登校児が居る。でも親は学校に行かせないといけないと思ってる。それが自分の子供の為だからと。でも、不登校児にとっては鬱陶しいでしかない。というか、うざいって思うでしょう?」
未零「今貴女臆病の作者ですね。火矢八重さんですね。フウさんじゃありませんね」
諷子「まあとにかく、行う側と受ける側のすれ違いがあれば、それは『愛』ということにはならないのよ。どれだけ一生懸命考え尽くしても、それで相手が深く傷つくかもしれないし、逆にさりげなく何気ない行動やたった一言でも、相手側が『愛してくれている』と思う場合もある。ぶっちゃけ、結果論が全てって奴ですね」
未零「キツイ言い方だけど……良く当たってる」
未零「(……私も、風が好きで、風も私のことを好きで居てくれた)」
未零「(付き合うことになって、でも友達以上恋人未満のままで、全然ときめかないで)」
未零「(……だから、風とは別の人……部長を好きになっちゃったんだ。既に彼女が居る部長を)」
未零「(風はずっと私を好きで居てくれた。だから優しかった。二股かけてる私を責めないでいてくれた。でも私にはそれが苦しかった。罪悪感が重かった)」
未零「(だから振ったんだ。自分に嘘を吐くのはやめようっていった途端に嘘をついていた)」
未零「(母さんは何時も、成績で私の全てを決めていた)」
未零「(思い通りにならなかったら、殴って蹴って罵った)」
未零「(前まで「貴女の夢を応援するわ」って言ってたくせに、私が小説家になるっていったら、猛反対された)」
未零「(……あの時は、凄く恨んだ。憎んだ。もう関わらないで、って思った。でも……)」
諷子「まあ、愛っていうのはそんなものです。ですがね、例え最初はダメでも、やり直しは幾らでも効くのですよ」
未零「……え?」
諷子「真剣に相手のことを考えて思いやるのは、間違いなく愛だと思います。ただ、それを渡してしまえば、変わってしまうだけ。でも、愛というのは動詞でしょう? 行動にしなければ、愛にはならない。でも、それで傷ついてしまったり憎まれたりすることも、無論ある」
未零「……何よそれ。キリがないじゃないですか」
諷子「だからそういうモノですよ。それでも」
諷子「例えそれが間違っていたとしても、実らなかったとしても、決して『無駄』なことじゃないんですよ」
諷子「……何度拒絶されようとも、何度傷ついても、やっぱり、親に愛されたいっていう子供は居る」
諷子「何度喧嘩しても、酷いことされても裏切られても、ずっと友達でいたいっていう人間は存在する」
諷子「だったらそれでいいじゃない。納得のいくまで、何度も傷ついて、何度も泣いて、そして何度も考えて伝えればいい。愛の反対は憎しみじゃなくて、無関心だよ。なら、何もないより、ずっといいと思います。だって、何もないなら『生きて』いけませんから。傷ついているって事は、まだ生きているってことだから。本当に死なない限り、何度だってやり直せる。
全部の恋や愛が実るハズは絶対にないけれど、最善を尽くして努力した結果が最悪になるなんて、そんなことは絶対にあるわけないのですから」
諷子「……それでも、間違った愛し方をするバカは世の中には存在しますけどね」
未零「……ああ、うん」
諷子「とまあ、死にたいと心底思った人間が真剣に考えて言葉を選んで伝えたのですが、どう? すっきりしましたか?」
未零「……それは、私たちの作者に聞いてよ」
未零「でも、興味深い話だったのは確かだった」
諷子「そうですか。それは良かったです」ニコ
諷子「はい、時間切れー。そろそろ締めくくるよ」
健治「はぁぁぁぁ!? 俺ゲストに突き飛ばされて気絶で終了!?」
椎名「あーもー可愛いわー、この子!」ギュッ ニャーニャー!!
未零「ほら、椎名ちゃん、離してやりなよ」
椎名「えー」ブーブー
健治「改めまして杏里様、ゲストの二方、企画参加ありがとうございました」
諷子「次回はルゥ様作品の、「昨日の毎日、明日の……」を紹介したいと思います!」
* *
〜ED〜
諷子「というわけで、現在あなたの小説を募集しています。こんな漫才に使われてもイイゾ☆といってくださる方は、下の記入表をコピペしてポチ、と送信してください。
名前「」フリガナ()
題名「」創作版「」
この小説の見所「」
この小説のコンセプト「」
ぶっちゃけキャラクターをゲストとして使ってもいいよ、という方は、キャラの名前を記入してください(二人までおk)「」
ぶっちゃけこの小説はどのように思っていますか? 質問もおkです「」
作者に一言!「」
皆様の応募を、お待ちしています。
それでは皆様、ごきげんよう〜!」
健治「何だこの無理やりな投げやり……」
lifeを読んで、私が思った意見みたいなものです。是非感想・意見・文句をお聞かせてくださいw
杏里様、ご参加ありがとうございました!