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Re: 臆病な幽霊少女【第二章『困惑した文学青年』更新!!】 ( No.70 )
日時: 2012/11/08 18:15
名前: 火矢 八重 ◆USIWdhRmqk (ID: FIlfPBYO)

『参照600突破【臆病少女のNG集】』


【もしも諷子と健治が出あったのが、屋上ではなく図書室だったら】





 わたくし宮川諷子は、いわゆる幽霊として、昔は自分の家だった高校の図書室に住み着く、「七つの怪談」の一つです。

 わたしの姿は誰にも察しされることもなく、しかも物にも触れれないので、本を読むことも出来ません。夜は何時も何時も、暇でした。

 そんなある日のこと。いつもは鍵が閉まっている、奥の部屋に明かりがついていました。

 気になったわたしは、そっと奥の部屋を覗きました。












 覗いた先は、首吊り自殺をはかろうとする、本という本を積み重ねてその上に乗った、男の子でした。




「っい……いけませぇぇぇぇぇぇん!!」

「ぐへけ!?」




 真っ青になったわたしは、思いっきり男の子に抱きつきました。




「命を粗末にしてはいけません!!」


「★gaく●△×5jlr!?」



 ジタバタとわたしの腕でもがく少年。

 ……あ、逆に首に負担かけさせていた。



「ご、ごめん!!」



 慌ててわたしは、男の子の体重によろめきながら、何とかおろしました。



「だ、大丈夫ですか!?」

「けほ、けほッ……!」


 男の子は咳き込み、キッ、とわたしを見てこういいました。



「死んだらどーす「それ別の漫画!!!!」





【結論:危うく召されるところと、『さよなら●望先●』パロになっていた】



作者のコメント:ほんのちょっと、イタズラ心で本気でに考えていました(ほら、ここライトコメディだし…ね?w)