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世界には、たくさんの【びーすと】さんがいます。
びーすとさんは、森や海、火山や空中など、さまざまなところに住んでいる、とっても不思議ないきものさんです。
わたしたち人類は、そんなびーすとさんたちのじゃまにならないように、びーすとさんたちのりょーいきとははなれた場所でくらしています。

そんな人類のおよそよんぶんのいちがなれるのが、【びーすとていまー】です。
びーすとていまーは、びーすとさんたちを仲間にして、戦ったり、いっしょにくらしたりできる、まさに夢のようなしょくぎょーです!
でも、びーすとていまーになるためには、生まれ持ったのーりょくがないとなれません。しかも、そののーりょくにも人によってばらつきがあるので、あんまり上手くびーすとさんをあつかえない人もいれば、びーすとさんを自由自在にあやつる人もいるのです。

びーすとていまーさんの多くは、【ぎるど】と呼ばれる、国にひとつは大抵あるところにしょぞくしています。
そこで修行して、最高らんくである【ますたーらんく】になるために、日々ふんとうしています。

ぎるどは国のみんなのために動いている、とってもすてきなそしきで、わたしもいつかびーすとていまーになって、ぎるどでかつやくしたい!　と思っています。
そうしてある日、わたしはびーすとていまーになるために、今まで住んでいた村を出て、ぎるどへ向かうことになりました。
みんなと別れるのはさみしいし、とっても辛いことです。
でも、わたしには、とってもすごい人がついているから、全然こわくありません。


……だって、その人は。
わたしのあこがれの、【ますたーらんく】のびーすとていまーなのだから。