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Re: ドタバタ行進曲【B組編】変人だらけのキャラ投票開始!!w ( No.112 )
日時: 2012/12/12 09:19
名前: さくら (ID: S7/.WdDv)

<番外編>

とうとうカキコの小説大会が始まった冬のある日、私たちB組はホームルームでもめていた。内容はどうでもいい事かもしれないが私たちには結構重要で、意見がぶつかり合ったりした。

「だーかーら、やっぱり票を集めるには私のソロ番外編を書かなくちゃいけないんだってば!!」

そう言ったのはもちろん肇、
今日は髪にワックスを付けてるのかいいにおいがする。


「肇のお話なんて面白くないおー。」

反論したのは芽呂。今日はくまさんの着ぐるみ。


「———っはぁ?肇様の話が面白くない訳ないじゃない!!」

そう言ったのは肇大好き、心愛。


あぁもうみんな喋りすぎて読者には誰が喋ってるか分かんなくなってくるじゃん!!
これから字幕を付けてお送りするとしよう…


クレア「とりあえず何か私たちがイベントを開催すればいいんじゃないですか??」
琥珀「イベントかぁ…僕のマジックshowとか??」
瑠璃愛「遠足でやったじゃない。」
歌香「んー、じゃあ私のソロコンサートは??」

一同『『だめだろ!!!!!!』』

マリー「まったくこれだから愚民は。わたくしの素晴らしい歌声を…」
未来「————ぶぶっ。秋人、それいいね。」
ゆりかん「え、何が??」
秋人「————僕のだじゃれ大会。」

一同『『————…』』



******


そんなこんなで結局みんなのヒーロー、海野君の権限で相撲をする事に。

———…ヒーロー。いつもありがとう、感謝してるよ。

けど、相撲はねぇだろ。相撲は。


トーナメント戦で相撲、

B組らしいとかしか言えないがとりあえずしょうがない。


#トーナメント戦1
始めは弥生と有栖。

見た目からして弥生の方が強そうかな…

だって、有栖は機械背負ってるし。


あまり運動の得意じゃない有栖は体育のマラソンでガスマスクを『シュコシュコ』言わせながら走っていたのを覚えている。
それに比べて弥生は授業エスケーパーだけあって、体力には自信があるみたい。
(毎日みぞおちキックに拳を突き立ててるしね。)

「はっけよーい…のこった!!!!」

海野君の合図で有栖と弥生がぶつかり合う。

—————ん?なんか互角?

いや、違う。二人とも凄く力を入れてるのにお互い動かないんだ!!
有栖は重い機械を背負ってるし、弥生の体力も凄いから…


「うぅぅ…おぅらぁぁ!!!!!!!」

普段は聞かない弥生の凄まじい声が上がる。
—————出た、弥生の鉄拳!!

弥生の拳は固いはずの有栖の防具服の腹部を直撃した。

弥生の拳からは煙が。



「うっ、や、やられた…。」

有栖も相当痛かったらしく腹部を押さえながらうずくまった。



これは弥生の勝ちかな———?
———と思った矢先に海野君は「勝者、神代有栖!!」と叫んだ。


「え—−———…なんで…」

弥生の失望した声が聞こえる。

「だって反則だからね?これは相撲であって合気道でも空手でもないからね。」

海野君のごもっともな返事が弥生の肩をがっくりと下げた。



ってことでトーナメント1は有栖の勝利となりました。

「うぅぅ。」

いまだに聞こえてくる有栖の声は聞こえない事にしとこう。


トーナメント2
今回はさっきの試合で勝った有栖と秋人が勝負。

————検討もつきません。
まぁ勝つのはさっきみたいに有栖か…な。

****

結果、有栖が勝利。

当たり前っちゃ当たり前やな。



だってあんなにでかくて重い機械持ってるんだもん。
あれで勝たなきゃ有栖も凄い。


そんなこんなで決勝戦。
連続勝ちの有栖と大将(海野君)の一本勝負。



審判は芽呂。

「んじゃ、いっくよ〜。はっけよ〜い…のこった!!!」

試合に疲れてヘロヘロな有栖に本気でぶつかる海野君。
————海野君が相撲をするとこ、怖い…

勝つ気満々だから余計怖く感じるみたいだ。




けど重さには勝てない。

海野君の体重は87kg(予想)
有栖の機械は100kg越え(同じく予想)


機械の重さに押し倒されて、海野君は漫画のように『ばったーん』と音を立てて倒れてしまった。

「これは…有栖の勝ちだよね?」

芽呂が恐る恐る私に聞く。—————私はただ頷く。


「有栖の勝ちだおー!」

芽呂が有栖の腕を持って高く挙げる。
————ボクシングじゃありませんよ、芽呂さん。


「————ぶぶ…」

これは…未来の声?あのKY少女が笑うと嫌な予感がする…(失礼)


「このまま番外編終わるよ?」

ごもっともな事をKY少女、未来が言う。





————そうだ!!!
このまま番外編が終わってしまう!!!


この番外編は作者が清き一票を得るために頑張って作った話なのに…
相撲話で終わるなんて…


私たち、殺される!!!!!!!


「よし、じゃあ最後にかけ声しとこうぜ!!」


ゴーグル少年、龍も同じ事を考えていたらしく声を発した。



————ってことで…

『『『『『投票、お待ちしております!!!!!!!!!!!!!!』』』』』