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Re: ドタバタ行進曲【B組編】顔ぼしゅーさん、開催中! ( No.275 )
日時: 2013/01/18 09:08
名前: さくら ◆G87qGs20TY (ID: de3JMXRw)
参照: http://uranai.nosv.org/u.php/novel/sakura0919/


二話目

明日はついにバレンタイン。
放課後のB組は女子で集まって、ぺちゃくちゃ喋っていた。

「やっぱトリュフかなー?」
「え、でも作るの難しくない?」
「そうだよねー」

いつもは変人のB組だけど、こういうときはやっぱり女の子なんだなぁと思う。
———みんな可愛い。

ふと笑って見ていると、芽呂が「にゃんにゃんは?」と聞いてきた。


私は……湯斗にあげるべき?
でも、ちょっと恥ずかしいかも————……。

私は曖昧に「んー、どうしよっかな?」と答えた。



「私は……友チョコ派かな?」

そう言ったのはゆりかん。
確かに、誰かに告白するためにチョコって感じではない。

「私モ友チョコ、アゲヨウカナ」
意外と尽くすタイプの有栖も頷く。




みんな、色々と悩んでいるようで。
私も、かなり悩み始めている。


すると、瑠璃愛が口を開いて、
「じゃ、今日みんなでチョコ作ろうよ」

その意見にみんな賛成らしく、そのまま私の家にくる事になった。
———……私はもちろん不本意だ。


けど、芽呂によると『一番部屋がきれいそうだから』だそうで。
別に、『部屋がきれいそう』って言われて悪い気はしないけどね。



だけど、B組の変人がいっぱい集まるっていうのは……。


とにかく、家に来る事になりそうです。
私は軽くため息をついて、携帯をとった。


『今日、クラスの子がうちに来る事になったから』


お母さんにメールしておく。
————……びっくりするかもだし。



するとすぐにお母さんから返信が。

『え、本当? じゃあ、いっぱいお菓子用意しとくね。クレアちゃんとかすごい食べるんでしょ?』



———お母さんの物わかりの良さに感動しながら私は携帯を閉じた。

これから大変なきがするのは……ただにの気のせい?