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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: ドタバタ行進曲【B組編】変人募集中w ( No.81 )
- 日時: 2012/11/27 11:47
- 名前: さくら (ID: Gg/cy2.F)
九話目
結局、私が家に帰ったのは十時だった。
なんでか?
あたりまえじゃないか。
よく考えれば、B組とゲーセンに行くなんて危険すぎる。
あの後、マリーさんは死のごとくカーレースゲームでハイスコアと取って大騒ぎだし、ゲーセンに初めて来たという聖は『うるさい』といい始め、店員さんに近所迷惑だとクレームをつける結果に。
色々あって時間が過ぎてて、気がついたらもう6時を過ぎてて。
———…ゲーセンは未成年は6時までと決まっているのをご存知だろうか。
しかも警察の少年課の人に目をつけられちゃってもう大変。
結局、警察の人に色々怒られて帰宅十時。
もう、なんて遠足なんだ。
なんだかヘラヘラしてる奴と凄く落ち込んだ奴の二種に分かれたB組は何となく面白かった。
特に海野くんなんか一生の不覚とか言って土下座までしそうないきおいだった。
(誰に土下座するつもりだったんだろう。)
特に平気そうだったのは弥生。
授業エスケーパーから培った怒られ精神は鍛えに鍛えられたものだと思い知らされた。
————…褒める事じゃないけど、なかなか凄い精神だと思った。
夜、やっと寝れると思ってベットに体を預けようとした。
ブーブーーーブーブーーー
———…また携帯。
どうせ、相手は芽呂だし。
他に誰も掛けてこないしな。
『もしもし?』
『あ、にゃんにゃん。おはよー。』
———…は?今もう十時半なんだけど。
デジャヴ?
『ねぇねぇ、明日は何の日でしょう—??』
————…またか。
『———…何の日だ??』
『明日はねー。あの英語があるおー。』
忘れてた。
今日の騒ぎでふと忘れてた。
————…明日はあの英語の授業があるんだった。
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