コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: +*幼馴染*+ ( No.5 )
- 日時: 2012/12/14 19:36
- 名前: ユキヒメ (ID: ZsN0i3fl)
№3 再会
『ガラガラ〜』
「みんなおはよぉ〜♪」
秋山先生に連れてこられたのはやっぱり教室だった。
まだ、HRにはすごく早いと思うのに………
「せんせーい、その子は誰ですかぁー?」
見知らぬ子がいるから、生徒が聞いてくる。
ああ、なんで私は……こんなことに………
「あ、この子はねぇ〜……って桜井さんは?」
私の紹介をしようとした、秋山先生だったけど誰かが居ないことに気付いてするのを止めた。
桜井………なんでだろ……頭がズキズキして痛い……。
「あー、もうすぐ来ると思いますー。」
本を読みながら女子生徒が答える。
もうすぐ、来る……桜井さんが………
私の中にはどう言ったらいいのか分からない感情があふれてくる。
「そう、学級委員だから猫咲さんのこと色々と頼もうと思ってたのに〜……。」
秋山先生は残念そうな顔で言っている。
「先生ー、それでその子誰なんですかぁ〜?」
本を読んでいた女子生徒が秋山先生に尋ねる。
この人…気が強そうだな……。
ちょっと苦手かも……。
「あ、そうだったよね。えっと、この子は猫咲 千鶴さん。
今日からうちのクラスに入ることになった転校生よ。」
「ワァ〜」「キャ〜」とみんな騒いでる……。
うるさい……静かにしてほしいな…。
そんなことを思って居ると、廊下から誰かが走る足音が聞こえてきた。
『タッタタタタタタタ……』
まだ、HRまで少し時間あるし別に走る必要性なんて無いのに……。
「キャー、この足音は///」
「?」
「ヤット来たようデスネ。」
「あ。」
「キャー」とざわめいている女子生徒の中に犬山猫坂商店街であったあの女の子が居た。
あの、私と人同い年だったんだ……。しかも同じ学校、同じクラス……。
これが男女だったら、赤い糸とか運命の人とかで盛り上がるのかな?
私はどっちにしろ、全然興味ないけど。
『ガラッ!!』
またくだらないこと考えてたら、教室の私が入って来た方とは違うドアが力いっぱい大きく開かれた。
そんなに力いっぱいやらなくてもいいんじゃあ………?
そして超明るい声のとある女子生徒が入って来た。
「やっほぉ〜、グッモニングー♪」
綺麗な茶髪の長い髪に深海のように蒼い瞳をした女子生徒………。
ズキッズキッ……。
あれ?どうしてだろう……彼女を見てると頭が痛い……。
「桜井さん、おはよう。」
「あ、おはよう姫ちゃん先生♪」
「もう、その呼び方はやめてって行ってるでしょ。」
「えぇ〜、いいじゃん可愛いんだからぁ〜。」
「可愛いから問題あるの!」
「ぶぅ〜。」
秋山先生は彼女の事を「桜井さん」と呼んで楽しそうに話している。
そうか……彼女が桜井さん……。
「うっ。」
「?」
駄目だ……頭が痛すぎて意識がもうろうとしてきた…。
『ドサッ』
「ちょ、大丈夫?!ねぇ!!」
「猫咲さん?!しっかりして!!」
秋山先生やみんなの声がだんだん遠くなっていく……。
私どうなっちゃうのかな……?
怖いよ………
「まーちゃん………」
「ッ?!!まさか、この人……。」
