コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: お助け部! ( No.14 )
- 日時: 2012/12/20 12:09
- 名前: ユキヒメ (ID: ZsN0i3fl)
7、みんなのヒーロー!でも問題だらけ
北の国から〜…失敬。北校舎1階、校長室から少し…左に3つくらい離れたところにあるのが学園のヒーロー?生徒会室がある。
生徒会室には生徒のありとあらゆる情報が保存されており、必要とあれば軍隊やら情報やらヤバそうなもんまで出すことが出来る。
「…あ〜ヒマだな〜。」
…さすが兄妹。シスコン会長…桜田 冬馬会長は、机の上にうつ伏せてうだうだ言っている。
この人はたとえどんなに忙しくても、たいがい「あ〜ヒマだな〜」と言う。
「宝生、この書類は終わったわ。次のを貸せ。」
透き通るような綺麗な金色の髪でエメラルドの緑色の瞳をしたこのクール系美人、名を蒼園 瑠架という。
顔もよし性格もよし豊かな胸モチ、言い寄って来る男は数知れずだが彼女にはもう心に決めた一人の男がいる。だがあえてそれが誰なのかは今は伏せておこう。
「…ああ。じゃあこれを頼む。」
漆黒の黒い髪にまるで血の色のような赤い瞳の、ヴァンパイアのようなみための宝生 郁斗。
桜田兄妹とはいとこにあたる関係で今は兄妹の家に居候させてもらっている。
見た目が怖いため凶暴な性格なのだと勘違いされやすいが、本当はとても優しく学校の花壇の世話はほぼすべて彼がやっている。
そして、
『ガラガラ!』
おや誰かが来たみたいだ。
力いっぱいに開けられたドアは、
『ガラ!』
おもいっきり元の場所に帰る。とゆうより閉まった。
外からはバカ達の声が聞こえてくる。
恋梨「なっ、ドアが勝手に閉まった!!」
結衣「…お前がおもいっきり開けたからだろ。」
ぜぜ「てめぇーはドア1つまともに開けられねぇーのかよ。」
恋梨「むっ。」
瑠架「冬馬様、恋梨が来たようですがどうします?」
冷静に仕事をしながら瑠架は冬馬に聞く。
冬馬は「ぅん〜」と眠たげに言うだけだったが、瑠架は「分かりました。」と言いドアをゆっくり開ける。
恋・結・ぜ「ぁ……」
喧嘩してたら突然ドアが開けられたので恋梨達は少し戸惑う。
あと変なところをみられた?という恥ずかしさで、なんか熱くなってくる…///
瑠架「どうしたの?入らないの?」
恋・結・ぜ「し、失礼しま〜す…。」
トラに睨まれたリス?みたいに恋梨達は大人しく、なんのボケも無く生徒会室へと入って行く。
7話はこのままボケはねぇーかなと思われたが…そんな世間は甘くなかった…。
冬馬「恋梨!」
さっきまで眠いだるそうにしてた冬馬が当然大きな声出して飛び起きた。
恋梨「お兄ちゃ〜ん♪」
『ダキッ』
みよ!これが兄妹の愛の抱擁である!…何故?
なんでこうなったか分からないが、桜田兄妹が急に抱擁しだした。
この二人はお互いが大好き?なので見つけると、ところかまわずとにかくベタベタする。周りの視線なんて気にしたら負け!という信念かかげて…。
郁・ぜ「はいはい。もういいだろ…。」
冬・恋「ナァ〜」
郁斗とぜぜが兄妹を引き離す。とゆうか2人は引き離す担当なのだ。
冬馬は「ふぁ〜」とあくびをにして自分の席に戻り、また眠そうにだるそうにする。
それをみて郁斗は「ハァ〜」とあきれ、恋梨は「ブー」と頬をフグのように膨らませて結衣に「プシュウ〜」と潰されている。
そして、
「………」
こんな騒がしいことが起きていても、瑠架は静かに仕事をする。…ある意味天才。かも?
***
冬馬「それで俺の顔が見たくて来たのか〜恋梨〜?///」
恋梨「ぅん///」
冬馬「恋梨愛してるよ///」
恋梨「私もだよ!お兄ちゃん///」
『ガシッ』
ぜぜ「…あいつらはほっといてもいいよな?」
瑠架「ええ。次回、菊池 太郎の中学時代なにがあったかが分かるかも。」
結衣「かも…なんだ…(汗」