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Re: 浅葱の夢見し ( No.146 )
日時: 2013/04/17 23:01
名前: いろはうた (ID: vpptpcF/)

*むかしむかしあるところにアラジンという剣術ばk・・・
せ、青年がいました。
その頃、アラジンが暮らす国ではある洞窟の中には
ランプとそれに住むランプの精がいるといううわさでもちきりでした。


ヒタギ:「レイヤ。

     とってこい」

レイヤ:「・・・ヒタギ様。

     ・・・・・・おれは犬ではございません」

ヒタギ:「そんなことはどうでもいい。

     おれはランプが欲しい。

     だから、おまえがとってこい」

レイヤ:「・・・ランプが欲しいという理由だけで
     
     おれをこき使うのやめていただけませんか」

ヒタギ:「ただのランプではない。

     おれの巫女姫が宿っているという設定のランプだ。

     欲しい。

     どうしても、おれの手の中におさめたい」


刀に手をかけかけていたアラジンはぴたりと動きを止めました。


レイヤ:「・・・それは真ですか」

ヒタギ:「嘘をついてどうする」

レイヤ:「・・・こすればあの巫女が出てくるのですか」

ヒタギ:「年中無休で出てくる。

     ちなみに、ランプをこすった奴が

     巫女姫の主となる」

レイヤ:「・・・主」

ヒタギ:「なぜ、微妙に顔がゆるんでいるんだ。

     とにかく、とってこい」

レイヤ:「・・・御意。

     今すぐ行ってまいります」
 

うまくまるめこまれたアラジンは大臣に言われて

ランプを取ってくることにしました。