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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 浅葱の夢見し ( No.169 )
- 日時: 2013/04/23 23:29
- 名前: いろはうた (ID: FLOPlHzm)
〜気を取り直して10分後〜
レイヤ:「…ジーニー。
……おれをおまえと…じゃなくて姫と釣り合うような
見栄えのする格好にしてくれ」
カエデ:「おおせのままに〜」
ぽぽぽぽーんっ
一瞬でアラジンの衣装が豪華なものに変わりました。
ヒタギ:「あとはレイヤが兄上に姫とのデートを申し込むだけだ」
レイヤ:「………ヒレン様。
………………姫とデートさせてください」
カエデ:「……ものすごく棒読みだね」
ヒレン:「いいよ」
カエデ:「ヒレン様、返事軽っ!?
あと何故かアラジンの目からどんどん生気が抜け落ちているよ!?」
レイヤ:「……偽りの言葉を口にするのがこれほどつらいとは…」
カエデ:「…そんな死にそうになるほど何が言いたかったの!?」
レイヤ:「ヒタギ様。
この巫女をおれに下さ———」
ヒタギ:「このおれのものに手を出そうとするとはいい度胸だな」
カエデ:「ちょっ、ちょっと!
ふところに手を突っ込んで何を出そうとしてるのよ!?
あ、ほっほら!!
姫のご登場みたいよ!!」
高らかなファンファーレがあたりに鳴り響きました。
ジーニーが指差した方向に照明係でもあるトクマがスポットライトを当てました。
そこにはディズ○ーのジャ○ミンひめのような恰好をした姫がいました。
だるそうにこちらに向かって歩いてきます。
しなやかな腹筋やらたくましい二の腕が衣装と相まって、
奇妙な雰囲気を醸し出しています。
しかし、顔がやたらと美しいので違和感が全くありません。
全くありません。
その場にいる全員が姫の姿を認めて行動を一時停止しました。
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