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Re: 浅葱の夢見し ( No.279 )
日時: 2013/06/22 23:21
名前: いろはうた (ID: VHEhwa99)

*よし!

いろはうた、いきます!

ひねります!!

「よいしょっ……おふぁあっ!?」




ごちっ




…今、星がとんだ…

信じられんこの男。

寝ていながら私に足払いかけて転ばせおった…。

顔面からヒタギの胸にダイブしてしまったわけですが…。

鼻…痛い…。

「巫女姫。

 どうせ夜這いをかけてくれるのなら、こんな夜明け前にではなく、

 もう少し早くに来てくれないか」

「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁあああああっっ!?」

起きてました!?

この男、私が部屋に侵入してくるのわかって、わざと寝たふりしていましたよね!?

つか、なんだこの腰にキそうな声は!!??

「そうでないとおまえに長く触れられないではないか」

きました!

出会って早々、せくはら発言!!

やっぱえろ男だこの人。

よし…

ここはびしっと一発。

「このドすけべえろえろ男め!!!」

「それがどうした」

「うぁぁぁああああああっっ!!??」

真顔で開き直りやがりましたこの人!?

「巫女姫。

 すけべとは、なんだ。

 あと、えろえろとは?」

「か、かるちゃーしょっく!?

 ていうか、心底不思議そうに意味きくの、やめて!?」

もう自分でも何言っているのかわけわかんないのですが!!??

「?

 …おまえ、今日はなんかおかしいぞ」

ぎくっ

…カエデちゃんじゃないってばれた瞬間まず間違いなく半殺しにされるわこれ…

「そもそも、昨夜あれだけたまには別々に寝たいと言っていたのに、

 こうしてここに来ることがおかしい」

カエデちゃーん。

余計なこと言っちゃだめよカエデちゃーん。

…まあ…この人に添い寝されたらいろんな意味で心臓がもたないが…

「おまえが夜這いをするなんて」

ち、ちくしょう…

夜這いなんかじゃねえよ、と言いたい…

貴様をツッコミに来たんだよと言いたい…

しかも、この人無駄にカンが鋭いし…

「おれが恋しくなったのか?」

「ぶっっ」

そ、そうきたか!?

まさかの!?

いちいちえろい声で言うなや!!

しかしながら、下から艶っぽく微笑まれるとな、なんか…

てゆーか、なんだこの体勢!?

「なぜにヒタギを押し倒しているみたいな体勢になっている!?」

「ほう。

 おれの上にのるではなく、組み敷かれていたいと?」

…なぜにあんたさんに押し倒されねばならなのよ…

「…さて、夜明けまではまだ時間があるな…。

 おれをこのような時間に起こしたのだ。

 ……埋め合わせ…してくれるんだろうな…?」



…やだ、もう泣きたい…