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【第二話 】

「巴様が居ませんっ！」
美憂ちゃんの宮殿に入った瞬間、メイド達の言葉が耳に飛び込んできました。
何故、彼女はそんなに慌てているのかな？
美憂ちゃんはいつもどっかに行ってて、いないのに。
と思いながら、私はメイド達に話を聞いて見た。
「巴様がっ……」
「大きな穴に……」
「大変ですっ！！」
皆が勢いよく喋ったり、目撃証言をしたりするので、何を言っているのか分からないです。私は、聖徳太子じゃないのですよ。困るのです。
私が困っていると、百合桃が言ったのです。
「皆さん、焦らずに。急がば回れ、ですよ？」
と微笑んで言いました。すると、周りが静かになりました。百合桃、見事です。イソガバマワレの意味は分からないけど……私、馬鹿なのかな。

慌てて前後不覚のメイド達にどうにか美優ちゃんの部屋に案内してもらった。本当は、美優ちゃんのお父様に案内してもらうのだったけど、「領主」のお父様は、用があったらしくバタバタと出かけていきました。絶対に外せない用事らしいのです。

美優ちゃんの部屋に入ると、私たちは驚愕しました。あり得なかったのです。どうしてこんなことになったのか。

ピンク一色といってもいいほどの美優ちゃんの可愛いお部屋。目がチカチカしてしまう。

どこをみても、ピンク、ピンク……
だけど、今日は違った。部屋の中央に、黒いーーーー大きな穴がありました。
軍の一人の持っていた巻尺を使い、穴の大きさを測って見ましたが、丁度すっぽり喜納絵里が入るくらいのサイズ。綺麗な円に作られているので、人工的な穴だと思います。見事ですねー。
中を覗いて見て、私はまた驚愕しました。
なんと……下界に繋がっていたのです。つまり、簡単に言うと「チキュウ」に落ちたのです。何故かは、今から詳しく話しましょう。

何故、私達の世界の下がチキュウになっているか。それは、紅舞桜がチキュウのにほんに行くのが好きなので、チキュウと無理やり繋げたらしいです。地球でなにか不都合が起きたらしいですが、そこらへんは気にせずに。
そして、何故チキュウが下界と呼ばれているか。これには二つの意味があります。
一つは、私達の世界の下にチキュウがあるから。
もう一つは、私達の世界よりも、知能が低いからです。
私達の世界は勉強……つまり知能がとても進んでいます。これは、チキュウには持てないほどの知能だそうです。
だから……殺し合いとか、絶対にありません。てか、殺そうとしても殺せません。殆どは未遂に終わってしまいます。ニンゲン達とは違うのです。
あ、ごめんなさい。チキュウの人達の気を悪くしてしまいました……まぁ、そこらへんは気にせずに。

では、話を戻しまして、何故美優ちゃんが下界に落ちて皆がこんなに焦るのかも説明しましょう。

どうも!!碧さま!!

私の小説読んでくださってありがとうございます!!

感謝してます!!

小説書くのお上手ですね!!
憧れますね!!やっぱり!!

このお話も面白いですし…


応援してまぁす!!!

>>13
ありがとうございます！
サクマ様……憧れだなんて///
サクマ様の方が上手ですよ！
お互い、頑張りましょう

まず、私でも考えられることは……美優ちゃんが銀河女王の一人だから、ということですね。美優ちゃんは大人に負けないくらいの力を持ってます。幼い私や美優ちゃんでも、その力は国宝級です！
(ま、私の方が美優ちゃんより優秀なんだけどね。えへ！)
それから……美優ちゃんのお父様のことです。あのお父様、超親バカなのです。過保護ってやつです。美優ちゃん曰く、「ウザいおっさん」だそう。
彼、美優ちゃんにすごく気を遣うのです。何故か分かりますか？
そう、彼は……美優ちゃんの本当の父親ではないのです。美優ちゃんのお母様の喜納絵里の再婚相手らしいのです。私は知らなくていいとよく柚紅に言われるのですが、気になりますから私の金と権力で調べました。
どうやら、喜納絵里の元・夫は死んじゃったそうです。喜納絵里が天国に送ったのでこれは確かな情報です。
だから、喜納絵里は美優ちゃんのために新しいお父様と結婚したのですが、美優ちゃんにとってはやっぱりよそのおっさんはよそのおっさんです。何も変わらないのです。
ですが、美優ちゃんも新しいお父様も気を遣いました。お互いがお互いのために。
よそのおっさんというお父様は、あるところの領主だそうで、喜納絵里をずっと好きだったそうです。ですが、喜納絵里は、そのお父様……もうこんがらがってきたので、二人のお父様を名前で呼びます。
元・夫の、樹若。再婚相手の、美獣。
ちゃんと、分けてくださいね？
えーと、話を戻します。
喜納絵里は、美獣が好みに的中していたらしいんですが、
ーこれについては色んな説があります。嫌いというのもありますー 銀河女王が故、下級貴族の美獣とコウサイすることは許されなかったそう。だから、樹若と表側は結婚したのです。結構、樹若とうまくいったらしいです。

さて、ここまでが私が知ってる話。
皆さんが気になってる樹若の死亡理由とかは全くわかりません。……って、あ。話がドロドロなのでここら辺は置いておきましょう。

はじめまして！
総合掲示板でイラストを描いている里都です！
小説読みました！
おもしろいですね！それに、可愛い…^^

碧sにイラストのリクエストをしていただいたのですが、私のほうに不足分があったので、ここで質問させていただきます＞＜

赤月瑠奈ちゃんはだいたいいくつくらいの設定なのでしょうか？
あと、服装についてですが、碧sに描いて頂いたいたリクエスト用紙に白のワンピースと描いてありましたが、私のほうで少し装飾をつけてもいいですか？

長文失礼しました！
返信お願いします＞＜

瑠奈は、15歳！
はい、装飾は自由にしてください！

コメント、ありがとうございます！

どうも！！瑠奈さんのように大人数名を黙らせてみたいへいとです。←


瑠菜さん、良いキャラですねー。「〜なのです」っていう口調が可愛いです。
個人的には百合桃さんも好きです＼(^-^)／



さっそくオリキャラ投下します。変人ですが悪しからず。


☆オリキャラ用紙☆


オリキャラ名「咲堂院ハルカ」
読「さきどういん はるか」(和名洋名どっちでも可)
性格「ダメな大人。酒ばっかり飲んでる。子供嫌いで、巴とは関わろうとしないが瑠奈の実力は認めている。やるときはやるのでまわりはあまり文句を言えないが実は甘えん坊で誰かに叱ってほしいと思ってたり思わなかったり。一人称はあたしで二人称は君。年齢は20前半。無駄にポジティブで明るい」
性別「女」(中性は無しで……)
容姿「茶髪のポニーテールに赤の瞳。163センチ」
服装「黒のジャケットに赤のミニスカート。希にポニーテールにリボンを結んでいる」
SAUSU軍 or ZEA軍「SAUSU軍」


問題があればいってください ＼(^-^)／
更新楽しみにしてます。

へいとさん、ありがとうございます！
オリキャラ、有難いです！
今後、活躍していくと思いますので、お楽しみに

とりあえず、ヤバイです！
言い忘れてましたが……赤月人の大人ならともかく、美優ちゃんは子供です。しかも、私のように魔体力をもってないのです！早く助けなければ、美優ちゃんの命までもが危なくなるのです！
それは困ります！私と会議のケーキ争いができなくなっちゃうのです！
ということで、SAUSU軍銀河女王部で誰かが助けに行くことになりました。

と言っても……誰が下界へ行くです？
柚紅や、紅舞桜が行けば、ただの旅行になりますし、他の者は大抵嫌がります。
仕方ない。ここは私がビシッと決めて行くことにしましょう！
私は、手を上げました。だがしかしです。私以外に手を上げたものがいました。
それは……百合桃とハルさんでした。

ハルさんは、私とよく遊んでくれる良い人です。周りの人は、あんな大人と遊んじゃダメ！と私に強く言いますが。
周りの人は、ハルさんのことを知らないからそんなことを言うのです、しかも本人の前で。本当に酷いのです。
それはさておき、ハルさんの名前は、「咲堂院 ハルカ」なのです。どう？とってもかっこいい名前でしょ？私が自慢することじゃないですけど……。
よく、私の勉強とか魔法練習に手伝ってくれる人なのです！
あ、やっぱり話が逸れちゃいました。私、話を逸らす才能があるのでしょうかね……うん、あるんです。

よし、ハルさんの話は置いといて……今、下界へ行く凛々しいメンバーが決まりました！
それは！……さっき言ったとおり、私と百合桃とハルさんです！パチパチパチ。
周りから歓声が聞こえます。それに混じってなんか野次も飛ばされた気がしますが……そこらへんは無視無視です！

☆オリキャラ用紙☆

オリキャラ名「サンクチュアリ」読「さんくちゅあり」(和名洋名どっちでも可)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・
性格「頭は悪く幸運と運動神経に恵まれている　おしゃれだけ興味がある。オシャレの最先端を目指すものだけに尊敬されている。喋る言葉の7割はオシャレ用語が入ってるかファッション自慢」

性別「女」(中性は無しで……)

容姿「腰まである水色の髪に白のメッシュが入ってる。毎回カラコンしていて、目の色不明、１４２㎝　、12歳（子供）」

服装「ラメの入ったパーカーに超超超高いヒールにドットのワンピース」

SAUSU軍 or ZEA軍「ZEA軍」

佐原さん、ありがとうございます！
サンクチュアリですか……了解です！
あの……おしゃれ用語の例を宜しければ教えてくださいませんか？私、そーゆうのは疎くて……

ありがとうございました！

「ドット」「アメカジ」「カジュロック」「プレッピーロリータ」
「オジコーデ」「甘辛」「甘カワ」「ウエスタン」「柄ＭＡＸ」
「サルエル」「総ロゴ」「ノルディック」「フォークロア」

説明↓

・水玉柄　・アメリカンカジュアル・カジュアルロック　
・ロリータにプレッピーの要素を入れたファッション　
・オジサマ風のファッションの事・スイートとクールを合わせたコーデ
・スイートでキュートなコーデ・アメリカの西部劇風のファッション
・ドットとチェックなどの異なる柄を合わせる事
・股下がダボッとしたズボンの事・全体にロゴが使われたデザインの事
・トナカイ柄や雪の結晶が代表的な北欧のデザイン
・民族衣装を取り入れたファッションの事

このぐらいかな〜

ありがとうございます！なんとなく、わかりました！

里都が描いてくださった、「赤月瑠奈」です！
小説を読む時の参考にどーぞ！

「楽しみだね、地球かぁ」
ハルさんは、こんな緊急時でものほほんと楽しそうにしています。人生楽しく生きるというのはこう言うことなのですね。
それに対して、百合桃はすごく険しい表情です。まさか、これが白柳のメイドで幼女だとは思えませんね。こんな子は、ロリコンらしい美獣もお手上げですねー！……すみません、調子に乗っちゃいました。
二人に挟まれてなんとも言えない私。美優ちゃんが居なくて困るし大変なのは事実だけど、地球に行くのは楽しみなのです！……あっ、少しだけ！少しだけなのですよ！私って、百合桃とハルさんを分けた性格だと思います……はい。
どれだけ楽しみでも、任務は真剣にやる赤月瑠奈なのです！私、頑張るからなのです！
とりあえず、地球に行くことを紅枚桜にしらせなければなりません。いくら銀河女王でも、危ないし危険だから、お知らせして安全ブザーみたいなのを身体に取り付けるのです。このブザーは、星の形をしていてですね、真ん中にある丸いボタンを押すと
「…………！」
って音がなるのです。えっ？聞こえないって？そりゃそうですよ、無線を飛ばすだけですから。あ、この無線ってのは地球にある旧型のじゃないのです。新しいのですよ！
えっ、それじゃ音じゃないって？それは私も思いましたが、紅枚桜が「これは音なの、瑠奈」と言われたから、音なのです！

さて、私がブザーとかの話をしているうちに、紅枚桜の宮殿につきました。
……わー、おーきいですねー。すごいですねー、金持ちですねー。
全体と言っていいほど、外装は真っ白です。いやー、輝いてますね。凄いですね！幾らかかったんでしょうかね。
なんか、地球のベルサイユ宮殿とか言うのに似てるらしいです。私は、ベルサイユ宮殿をみたことがないので、想像するだけですが、ね。てか、赤月以外でもこんな凄い建物できるんですねー。それか、大きさが違うとか？赤月しか造れないと思うけどなー。ま、いーや。中に入りましょう。

中に入ると、真っ先に飛び出して来たのは「お洒落魔女」と宮殿の皆から呼ばれている魔法使いのサンクチュアリです。メイド服を着ている……とは言えませんね。

ベルサイユ宮殿も夢の夢の夢なのに、
赤月のお宮はなんど夢がつくことか・・・ｗ

>>27
コメントありがとうございます！
いやー、赤月ってのを凄いとこにしたくて、やっちゃいましたww

しかも嬉しいことに私のオリキャラ『サンクチュアリ』がでてきてるじゃないの！あ、3割はオシャレ用語とかはいってないから普通の言葉でもいいよ〜

彼女が着ているメイド服は、なんかフリフリです。可愛いってやつですよ、これは。なんか、今日はエプロンのとこに大きな赤いハートがついてます。これは、アップリケってやつだから……深く考えるのはやめておきましょう。
とりあえず、彼女は私達に近寄ると、
「紅枚桜様に用かしら？」
と、私よりも歳下なのにまるで大人の様に問いかけてくる。しかも、超がつくほど棒読みです。とくに、様のところとか。
「下界にいく届け出を……」
「あー、分かった分かった。私、今日は甘カワコーデなの！みてみてー！……」
始まった……お洒落魔女のお洒落トーク。この宮殿に来た時に一番注意しなければならないこと。ていうか、大切な届け出よりもお洒落の方が大切だというのですか……困るのです。

さて、今日も長ったらしい自慢が終わってくれました。なんと、1時間続いたんですよ、これが。はぁ……さいっあく。これからは、気をつけることにしましょう……。
これじゃ、行くのは明日になりそうですね。ま、こんな日もあるのが人生ですよね！気を取り直して、私は王室へ行きました。

「あらー、よく来たじゃない」
若々しい声と笑顔で私達を迎えたのは、紅枚桜です。フリフリの桜色のドレスを着て、王室の一番奥のおーきな椅子……いえ、玉座に座っていました。いかにも、「オーホッホッホ」のお姉さんっぽいですが、意外と明るい普通のギャルって感じなのです。
「で、なにを言いにきたのかしら？」
まるで全てを知っているかのような桃色の透き通った瞳で私を見つめます……綺麗ですねー。
「えっとねー、私達は地球にいくから……手続きやっといてってコト」
私の代わりに事情を説明したのは、ハルさんでした。
紅枚桜は、なにかが気に食わなかったのか、ハルさんが喋った途端、
「えぇ、それは聞いているわ」
と、笑顔のまま答えました。
ハルさんは、
「なら、聞くなよ……」
と、紅枚桜に聞こえないように小さく言っています。
私、意外と地獄耳なのですよー、うふふ。
ハルさんと、紅枚桜の目からは激しい火花がばちばち散っています。
仕方ない、ここは私が空気の読めない子供のふりしてこの場を落ち着かせましょう。悪い風に言うと、白けるってやつです。

来ましたっ!!
皆さん、はじめまして。
MIUです。よろしくです。
ここ、いいです。
またきます。

リク依頼の古沢です。小説の方では詩音と名乗っているのでよろしくお願いします！！

まず、こういうの大好きです〜！とても個人的に気に入ったので、更新を期待してます☆

えっと、では本題である評価ですね。

キャラがとても個性的で良いと思います。何と言っても瑠奈が可愛いですよね〜。

キャラ募集をされたみたいですが、それを除いてもばっちりだと思います！

語彙も多く、物語がとても大きく感じられます。

Ａ〜Ｅのランクで言ったら、Ａ〜Ｂの間くらいですかね。

凄い面白く、良いと思うのですが、語り手が瑠奈だけなので少し世界が縮まってしまっています。

でも、このままで全然良いと思います！！

ではでは、失礼いたします。私の評価に不満を持たれた場合はリク依頼の方で教えて下さい。

>>32
ありがとうございました！
また、来てくださいね

>>33
評価、ありがとうございます！
語り手、地球についたら、増やしてみようと思います！

「ねーねー、地球ってどんなとこー？」
よし、見事な白けっぷり。紅枚桜なんか、メイクの大きな目がその倍くらい大きくなってますよ。
「え、えぇ……地球わね……」
紅枚桜は、『地球』と鉛筆で近くにあった紙に書いた。この紙……大切なものだと思うんだけどなー。
それから、一時間くらい、地球についての話を聞いた。高い建物が一杯建っていること、車が走っていること、人間が多いこと……その他いろいろ。
地球って、かっこいーな！早く、行きたいなー！
「それでね、無線なんだけど……」
紅枚桜が口詰まる。
「どーしたの？」
(あのバッチみたいな無線機、貰えないのかな？)
と思っていると、女の人が王宮に飛び込んできた。
「私、無線機替りにいってくる！」
その華麗に宝石で飾られた服をきた女の人……サンクチュアリだ。
「もぅ、サンクチュアリ……だめなのよ」
紅枚桜は、大きな溜息を吐きながら言う。
「なんでっスか？」
「だって……あなた、銀河女王の位じゃないのよ」
そう、地球に降りる許可がでるのは、銀河女王だけ。サンクチュアリでは届かない。
「だから、無線機がわりよ！」
「だから、だめはだめ」
サンクチュアリは、地球に私のおつきにいくって言ってるけど……絶対、地球のファッションが気になるだけよね。

でも、ここで一つ疑問。百合桃と、ハルさんは銀河女王じゃないのに許可がおりた。なんでかなぁ？これはね……紅枚桜が信頼してるからなんだって。ハルさんも、百合桃もまともな人たちだから。絶対、変なことはしないんだってさ。それに、百合桃のルーツーーつまり、先祖は旧貴族らしいのです。だから、かなりの権力持ちらしいのです。それに加え、ハルさんはなににしても優秀だし、役に立つので良いらしいのです。
まぁ、赤月のルールが曖昧なのは今始まったことではないので、気にしない気にしないなのですよ。
そして、熱い熱意にやられて、サンクチュアリも地上着陸を許可された。良かったですねー。
そんなジャンプしなくても、嬉しいのはわかるのですよ〜。

て言うことで、明日の為に今日は寝ることになったのです。明日が楽しみですね。

【第二話 END】