コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: 第一話【銀河女王】 ( No.3 )
日時: 2013/03/29 20:14
名前: 碧 (ID: 8uCE87u6)

ここは赤月。そのなのとおり、赤く輝く惑星。といっても、地球からは程遠く、多分みることはできないと思う。
そして、赤月[アカツキ]、紫月[シヅキ]、雪月[セツゲツ]、光月[コウゲツ]、白月[ハクゲツ]、黄月[キヅキ]、青月[セイゲツ]、緑月[リョクツキ]、銀月[ギンゲツ]のある場所《ビア》。その惑星の代表者は、銀河女王とよばれていた。特に赤月はその銀河女王たちの都となるほど栄えていた。
その赤月の中央に建てられた宮殿。戦争などの時、一番に襲われないように、という原案者の考えで、控えめな造りである。装飾は少なめな上、色は白一色。赤月の宮殿としては珍しいものである。大きさもかなり小さい。宮殿と言うよりも、大きめの家と言う感じである。
銀河女王達はその宮殿で会議を開いて居ました。

「こっちがいいわよ!」
私は、机をバンッ!と叩く。
今は会議中。赤月の未来を考える大切な会議です。
それを決めるのは、九名の銀河女王と……私、赤月瑠奈なのです!
とりあえず、机にあるのは五つのカップケーキ。
このカップケーキの味を方針に例え、どれが良いか決めるのです。
最初は、真面目に考えてましたが、今はもう食べたい味で強引に決めようとしています。全くもう、ダメな銀河女王なのです。
私は、このチョコレートが良いです!別に……好きな味じゃなくて、このケーキの方針は、民主主義なのです!
私は、民主主義にするべきだと思います。
だって、今は国民と仲良くするのが大切だと考えられているからなのです。
「あぁ、もう!なら、全部いれちゃいましょうよ!」
こんな会議に飽きて、変な事を言ったのはーー私の母、柚紅なのです。国民から信頼される母さんですが、とても……飽きっぽいのです。
全部入れるって、何言ってんですか。
全部入れたら……
「『民主主義で銀河女王中心の社会でsausuとzeaを合体させて皆で仲良く』って……可笑しいわよ、柚紅さん」
私の説明を遮り母さんに注意したのは、紅枚桜さんなのです。紅枚桜さんは、頭が良く、運動神経抜群の頼れるリーダーなのです!
しかも優しくて、この前私にチョコレートを分けてくれたのです。私の大好物をくれるなんて、そんな優しい方はなかなかいませんよ!(チョコレートで喜ぶ私って、単純ですね……)
「じゃあ、どーする?」
幼くして、銀河女王のメンバーに入っている、美憂ちゃんもケーキに目を輝かしています。もう、会議なんてそっちのけですね。ていうか、よだれでてますよ……だらしないです、美憂ちゃん。
「適当に決めちゃえばいいじゃない」
喜納絵里さんも言ってます。早く仕事に戻りたいらしいですが、今日は地獄送りの罪人が0人だったと言う事で祝いも兼ねて会議にわざわざ居てくれてるんです。
何時もは、会議なんか出ないで仕事に熱中してますが……熱中症にならないんですかね(別の意味でです)。

Re: 【観覧お願いします!】 -赤月物語- ( No.4 )
日時: 2012/12/19 21:59
名前: 碧 (ID: IcK/upD1)

「もう……早くしなさいよ」
私が忍さんと呼んでいるーー忍舞さんは、他人事のように言います。
貴方だって、銀河女王の一人でしょーが。怒りたいですが、私は忍さんにはかなわないので、黙っておきましょう。
忍さんは、今からZEA軍の会議もあるそうで、彼女としては軍の会議を優先したいようです。国よりも、軍なんですか……酷い気もします。
そういえば、私もこの会議が終わり次第、SAUSU軍会議があります。と言っても、軍会議予定時刻から、もう30分くらいは経ってますがね……。皆さん、怒ってるでしょうね。すみませんです。
「仕方ないわね……今回は、瑠奈ちゃんの民主主義でいこうか」
紅枚桜さんがもうダメだ、という表情でまとめます。やったー、私の意見が通りました!
私は、チョコレートのケーキを取ります。
私や、美憂ちゃんが狙ってたのはこれなのですーー自分の意見が通れば、その菓子が貰える。

この前、紅枚桜さんがくれたチョコレートも、紅枚桜さんの意見が通った証拠なんです。今考えると、あれは貰って良かったのでしょうか。
まぁ、細かいことは気にしない!……はい、母さんゆずりです。

このチョコレートケーキは、有名菓子店「BO-TA」のケーキで、私が欲しかったチョコレートケーキなのです!
私のような子供では買えない品です。まぁ、権力を振りかざしたら……(腹黒微笑)でも、私は優しいからそんなことはしないのです!

Re: 【観覧お願いします!】 -赤月物語- ( No.5 )
日時: 2012/12/19 22:07
名前: 碧 (ID: IcK/upD1)

まぁ、ケーキが貰えたらそれで満足してます。
美憂ちゃんは、ケーキが取れなかったので、もう家に直行して帰ってしまいました。もうちょっと、話したかったんですが……
忍さんは、居ません。会議行ったんですね、多分。
さぁ、私も行きましょうか。
私は歩き出します、ゆっくりと。
こんな平凡な赤月でも、ゆっくり歩くと発見があります。
蟻さんが私の歩くテンポに合わせる様に砂糖を担いで歩いています。蟻さん、ファイトなのです。
目の前には、蝶々さんが飛んでます。
この蝶々さんは宮殿の近くにしか居ない珍種らしいです。(忍さんが言ってました。)赤い羽を持っていて、白い飛沫のような模様がついています。
私が数えただけでも、20匹以上はいますが……これが珍種ですか。
あり得ない気がしますね。

Re: 【観覧お願いします!】 -赤月物語- ( No.6 )
日時: 2012/12/20 10:31
名前: ユキヒメ (ID: ZsN0i3fl)




はじめまして!

題名に引かれて来ちゃいました♪

わぁ……このお話…面白いですね!!

私こうゆう感じのお話好きです。

あとチョコのカップケーキも好きです!うまいよね〜瑠奈ちゃん♪

続き楽しみにしてます(*^_^*)

更新頑張って☆

Re: 【観覧お願いします!】 -赤月物語- ( No.7 )
日時: 2013/01/07 11:27
名前: 碧 (ID: 7KCfFUM.)

>>6
ありがとうございます!
瑠奈も、頷いてます!
頑張りまーす


Re: 【観覧お願いします!】 -赤月物語- ( No.8 )
日時: 2013/01/07 19:30
名前: 碧 (ID: RadbGpGW)

名前は、確か……ナントカです。忘れちゃいました、てへ。
まぁ、蝶々さんの話はいいとして、SAUSU会議室に入ることにします。少し、ドキドキなのです。
「リーダー 瑠奈。来ました」
声を張り上げて言ったあと、ドアを静かに開けます。私、軽そうに開けてますが、このドアは10トンあるらしいです。私にはトンという言葉が分かりませんがね。
中に入ってみると老若男女合わせて10人居ます。
はい、これがうちの軍人です。10人です。
SAUSU軍は、10人しか居ません。それ、軍じゃないって?
はい、軍じゃないんです。ただの護衛隊なんですが……色々と大人の事情によって軍になったんです。

一番奥の、つまり私から一番遠いとこに座っている人が、私のヒショとか言う立場の老女です。名前は、教えてくれなかったので知りません。
なんか、白い髪で、(本人によると、シラガっていうのではないらしいです。)それを白いリボンで一つくくりにしています。顔は、老女とは思えない美顔です。皺っていうのが私が数えても10本くらいしかないです。私、なんか10と縁がありますねー……。目は、黒いんです。
他にもいろんな人が居ます。ても、髪が青いのは私だけなんです。ちょっと、自慢です。どこがかは分かりません。

「遅いぞ、ルナ」
私にいきなり、声をかけたのは、百合桃です。今、チキュウで過ごしている白柳という博士のメイドさんで、いつもは優しくて可愛いのですが、軍の事になると、怖いのです。私のことを「瑠奈ちゃん」じゃなくて、「ルナ」と呼びます。その方が呼びやすいからだそうです。私も、「ユリ」っていつも呼んでます。だって、百合桃って呼んでたら何回か言えば絶対噛むから、恥ずかしいんだもん。
他にも白柳のメイドは私の軍に居ます。
ムカつく紅舞はうち所属ですが、もう一人の名前は忘れちゃった女の子はZEA軍所属なんです。

あ、かなり話が逸れてしまいました。すみません……
では、会議に戻りましょう。
と、思った時です。

「キャーーーーーーー!!」

突然、叫び声が聞こえました。
この声は……巴ちゃん!?

Re: 【オリキャラ募集!】 -赤月物語- ( No.9 )
日時: 2013/03/27 21:21
名前: 碧 (ID: tRamSAT8)

突然ですが、オリキャラを募集します。

【注意】
チート、完璧はなしでお願いします。
性格と容姿はできるだけ詳しく。2行は書いてください。
軍は絶対所属。

【オリキャラ用紙】

オリキャラ名「」
読「」
(和名洋名どっちでも可)
性格「」
(2行以上)
性別「」
(中性は無しで……)
容姿「」
(2行以上)
服装「」
(2行以上)
SAUSU軍 or ZEA軍「」
立場「」
(メイド、主人公の友達など)

サンプルボイス「」「」「」

その他「」
備考「」

Re: 【オリキャラ募集!】 -赤月物語- ( No.10 )
日時: 2013/01/08 13:07
名前: 碧 (ID: uihmlMvA)

「どうしたんだ!」
「私らの出番か!?」
SAUSU軍の人達が騒ぎ始めます。
この場所の外からも大人達が騒いでいます。
はぁ、大人のくせに大人気ないです……

「皆さん、お静かに!」
と叫んで皆を黙らせたのは私です!
困ります、大人が私に怒られるなんて。
ですが、私に怒鳴られた大人は皆黙って俯いています。
私、なんか王女になった気分です。

「キャーーー!」
また、叫び声です。
この声は……知らない人なので一旦無視します。
まぁ、多分後で関わることになるのですが。
とりあえず落ち着いた私たちSAUSU軍は、美憂ちゃんの様子を見に行くことにしました。もしもの時のため、皆 装備をつけてます。もしもというのは……もう、分かりますよね?

美憂、無事だと良いんだけど。
私たちは会議室から出ると、美憂家の宮殿に向かうことにしたのでした。

【第一話 完】