コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: エビフライVS雑巾 ( No.9 )
日時: 2012/12/24 15:37
名前: コーラマスター ◆4oV.043d76 (ID: Ug45cB3V)

「_______臭いな。」
今日は大掃除。
俺は倉庫の掃除を任された。
それだけならいいんだが、倉庫から妙な臭いがする。
くさった生たまごみたいな臭いだ。
俺はおそるおそる倉庫の戸を開ける。
「グーモーニング♪」
あれ、なんか変な声が聞こえたんだが。
それより死ぬほど臭い。
「いらっしゃいマイホームへ♪」
あ、奥のほうに雑巾が固まったような変な奴がいる。
多分妖怪だ。恐くないけど。
それより臭いがひどすぎる。
「あのさ、なんか匂うんだが、お前の仕業か?」
「そうさ♪お気に召したかい♪僕の香水は♪」
なんかナルシストっぽいなコイツ。
「お気に召すはずないだろ!臭すぎるよ!
 とにかくこの匂いどうにかしろ!」
「それは無理だね♪ここは僕のマイホーム♪」
「マイホームの使い方違うだろ!しかもここうちの倉庫だし!
 あとわざわざ変に英語使わなくていいから!」
「まあまあそうカッとせずに♪」
あーめんどくさい。あまり呼びたくなかったけど仕方ない。
俺はエビフライ召還の呪文を唱える。
目の前で光が輝いてエビフライが現れる。
「主。ただいま参上した。」
「エビフライ。あのナルシストどうにかしてくれ。」
「あれ、僕に勝てると思ってるの♪くらえ♪
 イタリアン腐ったエッぐはあああああぁぁ。」
エビフライがナルシスト雑巾を瞬殺する。というか、
「イタリアンって何!?腐ったエッグって腐ったを英語で
 言えなかったの!?」
とつっこんでる間にナルシ雑巾は消えた。
成仏したのかショックを受けて逃げたのか。


「あ、やばい。掃除忘れてた!」
とりあえず匂いは消えたけど、掃除はどうしようか・・・
「なあ、エビフライ。あれ?」
エビフライがいない。まさか逃げたのか・・・。
「こういうときに限って逃げるなよ!
 一生ついてくるんじゃなかったのかよ!」