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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 七夕のキセキで非日常へ☆【ライトノベル】 ( No.10 )
- 日時: 2012/12/28 21:44
- 名前: 如月 (ID: KcCt4pR0)
- 参照: http://tanabatakiseki.blog.fc2.com/
「朝ごはんですよぉ」
ユイが言いながら、朝ごはんを運んでくる。
白米、味噌汁に鮭。
一般的な朝ごはんだが、俺はいままで一人暮らしだったため、こんな立派な朝食は久しぶりだった。
一口食べる・・・
「うまいな・・・」
「ホントですかっ!」
俺が漏らした感想に、よろこんでいるユイ。
「うれしいです!」
「お前、料理もうまいんだな」
「これだけが取り柄ですから・・・えへへ」
そういいながら照れるユイ。
いや、お前はこの3人の中で最も優れていると思うぞ!
まじで。
そんな彼女もまた、学園の制服を着ている。
「ところでさ・・・なんで制服着てるの?」
俺が問いかけると、ユイはすぐに答えてくれた。
「えぇっと・・・、お母様がそうしろって」
お母様??
「お前ら、お母さんいるの?」
「あ、えっと・・・。翔太さんのいう『魔女』です」
「あぁ、そうなんだ・・・」
またもや、あの魔女か・・・。本当にめんどくさいことしやがって・・・。
ふと、ユイを見る。
「・・・そういやお前。ミミどうすんの?さすがにやばいぞ」
「へ?うにゃぁああああ!!どうしましょう!!にゃわわわ!!」
考えてなかったんだな・・・。
「髪でかくせばいい・・・」
レイナがつぶやいた。
「そ、そうだねっ!!頑張ってくる!!」
そう言って、バタバタと洗面所へ走っていくユイ。
・・・・・・朝飯、食べねぇのかな?
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