コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 七夕のキセキで非日常へ☆ ( No.3 )
- 日時: 2012/12/27 12:58
- 名前: 如月 (ID: KcCt4pR0)
<ヒニチジョウへのミチ>
「なにかおこんねーかなぁ」
そうつぶやいた時
「なにか、起こしたいですか?」
「うわっ!!!!」
後ろに、いつの間にか女性が立っていた。
めちゃ怪しそう・・
「失礼しましたっっ」
こういう時は、逃げるが勝ちだ。
さぁ、いこ・・・
「ちょっと待ちなさいっっっ!!!!」
む、無視無視・・・
その時だった。
「ぐげっ」
後ろから、ブラウスの襟を、つかまれて引っ張られた
「まて、と言っているのだ」
「ばい(はい)」
「うむ、よろしい」
ばっ、とはなされた。
ゲホゲホ。むせる。
「なんなんですか?あなたは。用がないなら帰りますね、俺。」
「まて、お前は暇そうだからこれをやろう。」
「はぁ・・・。」
怪しい人から、物はもらっちゃいけないが、逆らうと怖そうなのでもらっておく。
手渡されたものは・・・
「短冊・・・?」
「そうだ!しかもただの短冊じゃないぞ。願いが叶う短冊だっ!」
うそくさっっ!!!
「うそだと思っただろ。」
「はい」
正直に答える。
「お前なぁ・・・・。まぁよい。うそだと思うならやってみるがよい。」
そのあとの話はこうだ。
まず、笹の葉を用意する。
そのあと、短冊に願いを書いて、七夕の日に吊るすのだそうだ。
ばっかみてぇ。
すぐ捨ててやろうと思ったが、ちょうど真奈美が笹の葉を持ってきたので、やってみることにした。
さっそく願いを考える・・・
無難に、お金がたくさんほしい、と書きたいが、どうせ嘘だろう。
もっと、おもしろいのがいい。
うぅん・・・・
そういえば、中山(俺の友)が
「ハーレム作りてぇ!!」
って言ってたっけ。
おもしろそうだし、それでいいか。
願いは決まった。それじゃあ・・・
「女の子3人でハーレムを作りたい。1人は、ネコ耳がいい。2人目は、ハーフのツンデレ。3人目は、物静かな、不思議ちゃんがいい」
と、短冊に描いた。
はっきり言うが、俺はオタクじゃねぇからな。
あとは、これを吊るして・・・・っと。
よし、完璧。
そして、俺は眠りについた。
これから非日常が、はじまるとも知らずに・・・。