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＜七夕トリオと俺の朝＞

「・・・さい！起きてくださぁい！！朝ですよぉ！！」

今日の朝、俺はとても甘ったるい声で目が覚めた。

おっかしいなぁ・・・、俺のめざましって音声だっけ？

・・・そういや昨日は変な夢見たなぁ。なんかネコミミとか・・・。

「はやく起きなさいっつてんのよ！！！」

バサっ！！！パチリ

「うがっ！！まぶしーーーーー！！！」

誰だよ、こんなことする鬼畜は！！


「あぅあぅ、エリちゃぁんかわいそうだよぉ」

「これぐらいしなきゃいけないのよ！」

・・・現実だったのか。

「あぁ・・・えりちゃァん待ってぇ！」

スタスタと行ってしまう、エリシアを追いかけて行こうとして、ふと思い立ったようにコチラを向いた。

「あ、あの！朝ごはん、もうすぐできるんで。おきてくださいね♪」

ネコミ・・・じゃなくてユイは一番まともだと思った。

こいつはいい嫁になるだろう・・・ネコミミがなければ、の話だが。

そうして、俺はリビングへ向かった。