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Re: 全世界のバカ共に告ぐ!※更新再開!! ( No.43 )
日時: 2013/03/14 15:38
名前: 郁汰 ◆8EiAzCHuJ2 (ID: CFE7lDA5)

そして、なんやかんやあって、休憩時間。



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ゴンッ!!




「いてっ!」
「君はバカなんですか?バカなんですよね?ってゆーかこの際ぶっちゃけバカでいいよね?」
「別に殴るほどでもないじゃん。ちょろっと銃チラ見せしたくらいで」
「誰が転校初日から臨戦態勢入れっつったよォォォォ!!!!」

俺のツッコミがスパークする。
まァ、もともとスムーズに事が進むとは期待してなかったけどさ…

「悪かったって!これ貸すから許してよ」

そう言い、ショウがポケットから取り出したモノ————————…



「ゲームソフト…?」



そう、ちまたでよく見るあの機械にセットしてプレイするアレだ。



「オマエもゲームとかするんだな…なんか…意外」
「一応男だからね。えっちなDVDくらい見るよ」
「誰もえっちなDVDの話なんかしてねーけど…で、これなんつーゲームなんだ?」
「『モンゴリアン・ハンティング・チョップ』。略してモン●ン」
「本家に謝れェェェェェェ!!!!!!やらねェよこんなパチモン!!!!!」
「えー。面白いのに」

ちぇっ、とショウが唇を尖らせる。
いやいやいやいやそーゆー問題じゃないから

「はあ…もう二度と人前であんな物騒なモン出すなよ」
「りょーかーい」

分かっているのか分かっていないのか、ショウが薄っぺらい返事を返した。
そして、ハッと思いたったように俺を見据える。

「そういえば後で聞こうと思ってたんだけどさ」
「なんだよ」
「なんでニノマエ…だっけ?ニノマエ先生はカタカナで呼ばれてるの?」
「なんでってそりゃあアレだろ、例えば『おはよーニノマエ先生!』って言うとするだろ」
「うん」
「そん時『おはよー一先生!』って書いたら読者が読みにくいだろが」
「ほーほー」
「しかもあの人、フルネーム『一 一一』だからな。なおさら読みにくいし」
「確かに」
「親のネーミングセンス疑うぜ、まったく」
「(笑)」
「…」
「…」
「…」
「…」
「…って作者に聞けやァァァァァ!!!!!!!」


そういえば一 一一って名前付けたのも親じゃなくて作者だろォが!!!


「いやーそういうキャラ事情は包み隠さず読者に知っておいてもらうべきだと思って」
「しかも最後の『(笑)』ってなんだよ!!!なんかわからんけどすっげェムカつく!!!!!」
「悪かったって!これ貸すから許してよ」
「さっきのモン●ンじゃねーかァァァ!!!!!!」











本当にさようなら、俺の平穏な日々。



(あれっデジャヴ?)