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20××年　●月　△日　てんき：はれ


こうして、俺とアイツとの、奇妙な共同生活がはじまりました。

前ぶれもなく、人ん家に乗り込んできたかと思えば、

「俺はスパイだ発言」をしたり、

「俺は平和主義者だ発言」をしたかと思えば、

次の瞬間には、満面の笑みでマシンガンブチ込んだりする、迷惑極まりない輩です。

えげつない下ネタも、へーきで言ったりします。

おかげで、俺の大切な髪の毛が、ちょっと減りました。

でも。

父さんが長期出張で、長らく、母さんと俺の皿しか並べられなかったテーブルに、

皿がひとつ、増えました。

あ、飼い犬のビクトリア3世を含めれば、よっつですが。

今日から、俺のまわりは、より一層にぎやかになりそうです。

とんでもないバカ共だけど、そんなヤツらと過ごす毎日も、案外悪くはないかなあと思いました。


PS：欲を言えば、もうすこし人の意見を聞くという事を、学んでほしいと思います。



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　白神　キョースケ　


「あっシャー芯折れた」　



-第一章　end-