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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 不良物語【参照10ありがとう!】 ( No.15 )
- 日時: 2013/01/15 14:09
- 名前: しょめ (ID: DSoXLpvQ)
- 参照: http://syome
「そうか。アイツがいた……」
そして大鬼は走った。
なぜ気づかなかったのだろうか。
ただし、その疑問は『自分が焦りすぎたため』で片付けられる。
——アイツならこの街をよく知っているしな。
——何か知ってるかもしれねぇ。
大鬼が着いたのは、この街の中央に存在する公園。
そこに"アイツ"はいた。
この公園はこの街で知らない人はいないほどの大規模軍団、百花繚乱の縄張りだ。
大鬼は公園の入り口にいる2人の青年に話をつけ、公園の中へ入る。
"アイツ"は、怪しい笑みを浮かべ、大鬼が近づいてくるのを待っている。
まるで、大鬼がここに来るのを知っていような。
ワクワクでたまらないような、怪しい笑顔。
大鬼は小さく舌打ちをして、"アイツ"の目の前に立った。
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