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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 模範解答。 【コメント大歓迎+.】 ( No.10 )
- 日時: 2013/01/30 19:09
- 名前: mao/ ◆ZbV3TMNKJw (ID: XHLJtWbQ)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode
そんなこんなで午前授業は過ぎ、あっという間に昼休憩。
白とピンクの巾着を取り出し、私の元へやってきた咲月。
弁当を開けると、色とりどりのおかずが視界に入る。
ふと咲月の方を見ると、私の弁当以上に綺麗で且つ凝った弁当が机にはあった。
「ねぇねぇ、奈桜。今日自分で作ってみたんだ、5時起きだよ、5時起き」
「へぇ。咲月上手だねー……」
それを言ってから、無性に虚しくなった。
可愛い、料理上手、それでいて人気者。
なにかこう、私に分けてくれるものはないのだろうか。
——なんて、これ以上虚しくなるから思うのはやめた。
中庭の自販機で買ったミルクティーのストローを差すと、それを口に運び、摂取。
綺麗なピンクの唇で苺牛乳を飲む咲月の真似をして、可愛く飲んでみた。
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