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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 模範解答。 【コメント大歓迎+.】 ( No.2 )
- 日時: 2013/01/26 13:47
- 名前: mao/ ◆ZbV3TMNKJw (ID: XHLJtWbQ)
ピピピピピピ、と。
けたたましいアラーム音は、私を現実世界へと引き戻した。
白い電波時計は、「5:45」と表示されている。
さて。
起きようか、と上半身を起こし、鏡の前へ。
いつも以上に酷い寝癖。
取り敢えず、クシで梳いてみるけど直るはずなどない。
ドライヤーは洗面所だ、仕方ない、といつもはもう少ししてから温め始めるヘアアイロンのコンセントを差す。
温めるまでの時間、携帯をいじる。
この前買い換えたスマートフォンは、白だ。
新着メールが1件あると表示された画面をタップし、開く。
それが美容院の広告メールだったので、すぐにベッドに携帯を置いた。
温まったヘアアイロンで、寝癖を直し、前髪を整える。
自分の顔に自信なんてない私だけど、少しでも可愛く見られたいと思うのは、仲のいい咲月が可愛いからで。
「はぁ、ねむ」
と伸びをしてまた、鏡とにらめっこ。
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